心理カウンセラーの風湖です。


 6月も後半に差し掛かり、今年ももう半分が過ぎようとしていますね。

 半年前のお正月には1年の目標などを掲げた方も多いと思いますが、その目標を実現するための行動に、そろそろ取り掛かっているでしょうか。


 毎年、「今年こそ」と思いながら、なかなか目標は達成出来ないなと感じている方も多いのではないでしょうか。





 
 さて、何かを成し遂げている人の最大の特徴としては、やはり「積極的に行動する。」が、あげられるのではないかと思います。


 成功をしている人は、何かをしたいと思ったらすぐに行動をはじめ、それが出来る事を証明するのです。


 それは、彼らは成功とは一夜にして手に入るものではなく、目標に向かって着実に前進し、さらに努力する事によって手に入るものだと知っているからなのです。


 では、あなたの目標達成を阻んでいるものは一体何でしょうか。


  それは、怠惰の場合もありますが、大抵の場合、「失敗への恐怖」がありますよね。


 しかし、ほとんどの場合に障害になっているのは、「言い訳をする癖」なのではないでしょうか。


 世の中には、大きく分けて4種類の人間がいると、私は思います。


 1.  「それは無理だ」と考えるタイプ

  チャンスが目の前にあるのに行動を起こさない人達のこと。

 2.   「すれば良かった」と考えるタイプ

  後になって悔やむばかりでなかなか行動を起こさない人達のこと。

 3.   「そのうちする」と考えるタイプ

  チャンスを活かす方法を研究し、そのうちやると考えるが、結局何もしない人達のこと。

 4.   「して良かった」と考えるタイプ

  言い訳を考える暇があるくらいなら、すべき事をし、次から次へと業績をあげる人達のこと。


 その他にも、「冷静に考えるタイプ」のあなたもそこにはいますよね。それは、あなたの頭の良さが、常に理性を働かせ、不安に思い、「やはりやめておこう。」という判断を自分で下してしまいます。




 では、どうやって不安をなくしてやる気を出したら良いのでしょうか。


 ここで注目したいのが、ドーパミンという脳内物質の強力さ、盲目性です。


 「お金が欲しいから頑張る。」
 「人に褒められたいから頑張る。」
 「知識欲、出世欲が満たされるから頑張る。」


 これら全ては快感を求めようとして、それがやる気やモチベーションに繋がっていると言えます。

 それと同時に、快感を満たすドーパミンが活動する事で盲目的になれるのです。


 この「盲目的になれる」は、とても大切です。


 他人からの目線ではなく、本人にとってそれが快感であれば、苦労が苦労ではなくなるからです。


 そもそも人の原動力は、多かれ少なかれ、「盲目性」によって麻痺する精新構造から生まれているのではないでしょうか。


 つまり、夢を追い求めている間は、冷静になる事を避け、ある程度バカ(ごめんなさい!!)にならないと希望を持てなくなるものなのです。


 外部から見ると滑稽かも知れませんが、でも、盲目的になった時こそ、大きな転機を迎えているあなたがそこにいるのかもしれませんね。