心理カウンセラーの風湖です。

阪急東宝グループの創始者である小林一三さんの言葉は、こう言っています。

「金がないから出来ない、という人は、金があっても出来ない人である。」

「もしも〇〇だったら〇〇したのに。」とは人生の嘘である。というのは、アルフレッド・アドラーの言葉です。

それは、弱さを言い訳にして本来なすべき事から逃げる行動につなげている、というのです。

例えば「お金がない」という口癖のある人に、「ではもしも私があなたに100万円あげたら何をしますか?」と質問すると、その人は答えます。

「独立したい」
「結婚したい」
「転職活動したい」

しかし、本当は順番が逆なのです。
「〇〇だから〇〇出来ない。」という人は、「失敗したくないから、その言い訳としてなんの因果関係も無い理由を創り上げて利用している」のですね。

さらに、「結婚したいけれど、理想の相手が見つからない。」という人は、結婚で失敗するのが嫌だから、結婚したくないのだとも言えます。

その他にも「以前失敗したから今回も失敗するに違いない。」
「人見知りの両親に育てられたから、自分もコミュニケーションが苦手。」
「両親が離婚したから、自分も結婚に向いていない。」
などはどれも、何の因果関係も無いのに最もらしい理由を付けてやらない結果に結び付けているのですね。

「AだからBに違いない。」
「AだからBだ。」

という思い込みや信念は、確かに目の前の課題から一時的逃げる事は出来ます。

しかし、それは後回しにしただけで課題が無くなる訳ではありません。

またいずれ同じ課題が立ち塞がります。

「コロナウィルスの問題から解放されたら〇〇をしたい。」
と、思っている人は多いと思いますが、それではいつまでたっても実現する事はありません。

何故かと言えば、コロナウィルスは、これからもずっと無くなる訳では無いからです。

自分にとって不利だと思う事も全て受け止めて、それと共存しながら勇気を持って逃げずに課題に立ち向かう事が出来たら、それが唯一の幸せに繋がる道になるのではないかと思うのです。

「弱さ」を武器にしても人生は変わりませんよね。

挑戦し、失敗する事を避けていれば、失敗することはありませんが、楽しみも無くなってしまいますから、やりたい事を意味もなくやってみましょう。

時間がたっぷりある今だからこそ、本当に自分のやりたい事は何なのか、会いたい人は誰なのか、それをやらない理由は何なのかを確認してみて欲しいと思っています。