心理カウンセラーの風湖です。

ドラえもんの漫画の中で、ドラえもんのお腹のポケットから出てくる秘密道具の役6割は実際に作られていて、実用化されている事を知っていますか。

「こんな事いいな、出来たらいいな。」
ドラえもんのテーマソングは、子供だけではなく大人もみんなが歌詞を見なくても歌えるのに、そんな夢を叶えてくれるのはドラえもんのような未来から来るロボットであって、のび太君ではないと信じていませんか?

実は、人間の思考には、物凄いパワーが秘められているのです。

心理学では、人間がリアルにイメージ出来る事は、たとえそれがどんなにバカバカしいアィディアであっても、物凄い壮大な目標であっても実現出来るというのが前提なのです。

そもそも脳の中でも心の問題は、あまりに不思議過ぎて脳科学者の皆さんにもよくわかっていないとのだそうです。

人間の体の中で、もっとも解明が遅れているのが脳なのだそうで、実際、「宇宙」の基礎科学と同じくらいのレベルで謎が多いのだそうです。

自分の心が科学的に説明出来ないのに、それでも私達は、いつも自分の心に従って生きています。

しかし、それには注意が必要です。

何故なら、ただの妄想やネガティブな心配事、普段何気なく頭で想像している不安な未来予測が、実は「悪い現実」を引き寄せてしまっているかも知れないからなのです。

例えば貧乏な人は、よく「私は貧乏だから。」と、言いたがります。

「お金がない。お金がない。」
「貧乏暇なしなんです。」

まるで、「貧乏が好き」なのではないかと思うくらい、貧乏になる事を考えてしまいます。

考える事が実現してしまうと思えば、少しだけ恐ろしいですよね。

ウソでもいいから、「私はお金持ち」のふりをするだけでもポジティブな思考の習慣化に役立つのではないかと思うのです。

不幸な人が不幸なのは、「私は不幸」だからなのです。
幸福な人が幸福なのも、「私は幸福」だからなのです。

この意味がスッキリと理解した時から、不思議なことに「良いご縁」が面白いように引き寄せられるようになって来るのです。

有力な情報を持っている人と偶然出会ったり、スマホを開くと大切なビジネスのヒントが目に飛び込んで来たり、街中の知らない人の会話から求めていた答えが聞こえて来たり。

そして、そんなラッキーに巡り合う事が出来たら、素直に感謝して、自分に対しても思いやりと愛情を込めて笑顔で接してあげて下さい。

そうすれば、たとえ今すぐに成果が出なかったとしても半年後、一年後、三年後、五年後には必ずチャンスが生まれる事になりますから。

ある、高額納税者の実業家はこう言っていました。

「幸せとは、ありがとうを1万回言った時から次々と訪れる。」

ネガティブな心配ばかりをするのではなく、今の自分と少しだけ先の自分は幸せなのだと信じて、あなたの希望をもっともっと大きくリアルにイメージして行きましょうね。

そしてそれはきっと実現するのですから。