心理カウンセラーの風湖です。

昨日の朝の出来事でした。

ゴミが溜まって来たのでマンションのゴミ置き場に捨てに行こうと玄関を出た瞬間、私は何かにつまずいて転倒し、不運な事に両手にゴミを持っていたので両腕と両膝、そして顎まで見事に負傷してしまいました。

あまりに派手な転び方をしたので、身体中青あざだらけ。手首からは流血もしてしまいました。しかし、すぐに立ち上がり、何事も無かったようにエレベーターに乗り込みゴミを出した私は、部屋に帰ってから思わず笑ってしまいました。

「いい大人が朝から派手に転んで、怪我をするなんて、本当にあるんだな。驚いた。
誰にも見られてなかったから良かったなぁ。きっと何か良い事がある前兆に違いないわ。」

私は、思いがけない不幸が訪れたり、失敗や恥ずかしい状況から自分を救い出すたった1つの手段は、楽天家になる事だと思っています。

そして、常に心がけるべき大切な事は、それなりに幸せな人生を送り、困難や逆境に対処していくためには、笑い飛ばす能力が必要だと考えます。

「骨折なんてしたら仕事も出来なくなるし、一人暮らしだから大変な事になっていたかも。これくらいの怪我で済んで良かった良かった。私ってツイてる。感謝だわ。」

朝早くから身体中青あざだらけで流血もしているのに、一人で大笑いしている自分の姿を客観的にみても面白すぎますよね。

そしてそれは、天気も良くて空気も気持ち良く、私の新しい1日にとって絶好のスタートでした。

私のモットーは、「全てに感謝」なのです。
何が起こっても、この後何か良い事が起こるのではないかとワクワクしますから、どんな事にでも感謝をします。

「有り難い」は「ある事が難しい」と書きます。
つまり、「滅多にない事。」なのです。

どんな事にでも「有難う」と言うと、その言葉はそのまま脳が聞いているのです。

人の脳は、言葉の意味は理解しても、その主語は理解しません。つまり、誰に対して言った言葉でも、自分の脳は自分への言葉であると認識します。

「自分は運が悪いなぁ。」
「あの人は性格が悪いなぁ。」
「会社の雰囲気が悪いし、給料も少ない。こんな会社、辞めてやろうかな。」

そのような、誰かの悪口や、自分や社会への愚痴をつい口にしていませんか。
友達や仲間と集まった時、カフェなどで何時間も愚痴や悪口の言い合いをしていませんか。

その言葉は、全部あなたの脳が、自分の事だと勘違いして認識されてしまいますよ。

どうか付き合うのなら、面白くて、楽天的で人生を楽しんでいる人々と付き合うようにしましょうね。

だからと言って、ネガティブな言葉を言ってはいけないと言っている訳ではありません。
1つのネガティブな言葉を言ったら、そのあとすぐに自分への感謝を口にしましょう。

「自分は健康!」「家族は元気!」「ご飯が美味しい!」「朝、目が覚めた!」

全て、嬉しい出来事ですよね。
ありがとうは出し惜しみせず、口癖にしましょうね。