心理カウンセラーの風湖です。

前回のブログで、「自分を好きになりましょう。」という内容の文章をアップしました。

自分を好きになるという事は、「自分は幸せなんだ〜。」と、常に思う事が出来ます。ですから、いつでもどこでも幸せを実感する事が出来るのではないかと思います。

しかし、「どうしても自分の事が好きになれない。」と思われる方も少なくないのではないでしょうか。

あなたは「自分は何をやってもダメな人間なのです。」と、必要以上に自分を責め、悩んでいませんか?

自分に自信が無い人は、何かトラブルが起こると冷静にその原因が何かを分析することが出来ずに、自分のした事のみにフォーカスしてしまい、ついには「自分さえそこにいなければ。」と、自分の存在自体に罪悪感を抱いてしまう傾向があるようです。

そのように自分を責めてしまう習慣の抜けない方は、もしかしたら、小さい頃のイジメや競争意識などの辛い経験から自分の心を傷つけてしまい、周りの人間に対して劣等感を抱いているのかも知れません。

もしくは小さな頃、「あなたは何をやってもダメな子ね。」などと親や兄弟から言われた経験が、そのような感情を湧き上がらせてしまうのではないでしょうか。

いずれもインナーチャイルドが強い方なのですね。
子供の頃から周りの人からの強制や否定があなたの自由な行動を押さえつけていた為に、自分で選択や決定をする事自体に臆病になってしまい、自分の事よりもまず、誰かの為にならない自分をダメな人間だと思い込んでしまうのです。

「私は〇〇であるべき。」
「私は〇〇しなければならない。」
「普通は〇〇して当然だ。」

そのように考える癖がある方は、1度立ち止まって考えてみて下さい。

本当にそうなのでしょうか。
親や世間の言っていた事を、そのまま自分の中で常識なのだと勘違いしていませんか?

堀江貴文さんは、言っていました。
「親の言っていた事は、ほぼ間違っている。何故なら時代が違うからだ。」と。

ですから、自分に謝って決めつけたレッテルを貼りつけて、あなた自身を執拗に責める必要は無いのです。

あなたはあなたのままで良いのです。
自分が健康で、平和である今この瞬間に感謝する気持ちを感じる所から始めましょう。

アメリカの詩人、ジェームズ・オッペンハイムの言葉です。

「愚か者は、幸福が何処か遠い所にあると思い込んでいる。賢い者は、幸福を足元で育てている。」

幸せとは、常に自分のそばにあるのですね。

まずは、「自分を好きになりましょう。」
そこからがスタートなのです。