心理カウンセラーの風湖です。

成功した芸能人のよくあるエピソードの1つで、本当に羨ましいと思う共通点があります。

それは、「デビュー前に親から猛反対された」と言うものです。

「この子が芸能人にならずしてどうするの?」くらいの才能の持ち主ですら親から大反対され、それこそ親子の縁を切るとかの大騒ぎがあったとか。

そんな親達が成功した自分の子供を見て、今頃どう思っているかが気になるところではありますが、ことような話を聞くと、やはり自分の夢を実現するためには親を裏切ることも覚悟をしておいた方が良いのではないかと思ってしまいますね。

私も親の立場として、子供の人生にはあれこれと意見を出したくなってしまいますが、少し距離を置いて傍観してみようと思っています。

最近では、平凡な一般人がTV番組のインタビューに答えただけで、その個性がうけて芸能人としてデビューするという事も、身近な感覚になって来たような気がします。

特に努力はしていなかったのに、原宿を歩いていたらスカウトされたとか、歌や踊りの習い事など全くしていなかったのに宝塚に合格してしまい、トップスターにのし上がり、今でも大活躍されているとかのエピソードを聞くと、もしかしたら自分にもチャンスはあるのではないかと思ってしまいます。

もちろん、たまたまスカウトされた方の全員が成功をしているという訳では無いし、夢に向かって一生懸命努力されている方が無駄な事をしていると言いたい訳ではありません。

ゲーテは言いました。
「人生は速度ではなく、方向である。」と。

人は、オギャーとこの世に生まれて来た時に、両手をギュッと握り締めています。その片方の手には才能を、もう片方の手には使命を握っているのだと聞いた事があります。

それが、お母さんの温もりを求めて手を広げた瞬間に、その手に握られていた才能や使命がその手からフワーっと逃げて行くのだそうで、それを一生かけて見つける事が人生なのだと言うのです。

私達が今生きているのは、その才能や使命がまだ見つかっていないか、または見つかっていても充分に発揮されていないかのどちらかなのでしょうか。

無理に誰かよりも上の成功を追いかけて、無理をしたり、誰かの指示に従わなくても良いのです。
そして、何をやっても上手くいかず、自分には才能など無いのではないかと落胆しなくても、自分の為だけの生きがいや、本当にやりたい事はやがて向こうからやって来ます。

大切なのは、方向をじっくり見定める事です。
自分のビジョンさえ合っていれば大丈夫です。急がなくても、その速度は人によって違うのですから。

少しリラックスして、スピードを緩めて、周りの景色に心を傾けて見て下さい。
あなただけの人生がそこにすでに広がっていますから。