心理カウンセラーの風湖です。

どちらかと言えば男性の方のほうが多いとは思いますが、最近は女性の方の心も痛めているのだなぁと感じるのは、人との距離感が分からず、良好な人間関係を構築する事が出来ないという内容のお悩みです。

例えばたくさんの人が集まるパーティーや懇親会などに参加したとしても、少人数のセミナーや会議などに参加したとしても、他人と上手くコミュニケーションを取る事が出来ずに孤立してしまう方も多いみたいですね。

私の心理カウンセリングに来て下さるクライアントさんの中にも、長い間自分の事を人見知りだと思い込み、自分から話しかける事が出来ませんから、他人と行動をするよりも1人で行動する事が多く、「どちらかと言えば対人恐怖症気味なんです。」と言って悩みを打ち明けて下さる方もいらっしゃいます。

その表情はどこか寂しげでした。
「仕事中でも誰とも話をする事はほぼありません。でも誰かに何かをしてしまった覚えはないのですが、誰も私に話しかけてはくれないし、もしかしたら自分は他人から嫌われているのではないかと考えてしまいます。」

しかし、そのような悩みを打ち明けて下さる方は皆さん言われます。
「他人の考えている事をあれこれ気にするのは疲れます。だったら1人でいたほうが楽で良いです。」と。

自分を人見知りなのだと思い込んでいらっしゃる方は多いようですが、人見知りなのだという強い信念は、その方の行動を止めてしまう全ての理由になってしまいますから、とても残念な事なのです。

しかし、私が考えるその信念の正体は実は、「オープンマインド」に慣れていないだけなのではないかと思うのです。

「オープンマインド」とはつまり、自己開示をしないというその人の癖です。

例えば、せっかく誰かがあなたに声を掛けてくださろうとしても、あなたが、「話しかけないで欲しいオーラ」で壁を作ってしまったら、相手も躊躇してしまい、話しかける事を辞めてしまいます。

たくさんの人が集まる場所というのは、良い関係を築く機会がたくさんあるのと同時に、自分にとって良い人脈を築くチャンスでもありますから、少しずつでも自分を相手に理解して欲しいという要求は、して行った方が良い場合もありますよね。

はじめは、付かず離れずの関係で大丈夫なのです。
まず緊張せずに口角を上げて、顎を上げて見てください。

たくさんの人とコミュニケーションが取れるようになれば、あなたの未来が幸せで充実していて、愛の溢れるものになりますよね。

まずは、オープンマインドをして行きましょうね。