心理カウンセラーの風湖です。
私の心理カウンセリングルームに来られる方は当然、自分の悩みを解決するアドバイスを受けたいと望まれる為に予約を入れて来て下さるのですが、初めて来られる方が初対面の私に対して、最初から本当の悩みをお話して下さる方はほとんどいらっしゃいません。
お互いに緊張しているのは当然なのですが、クライアントさんから見て私が信用出来る人物なのかどうか警戒しているからなのですね。目を合わせて下さるまでには時間がかかるものなのです。
そしてそれは、その方の悩みが深ければ深いほど長い時間を要します。何故なら、カウンセラーである私の安全性と人間性を確認してからでないと、信用してご自分の心の中まで見せていただく事が出来ないからです。
まずは挨拶し、しばらく交わされる他愛もない会話から私の表情、落ち着き、言葉の使い方、声の大きさ、知識の豊富さ、姿勢や清潔感など、非言語の部分をじっと観察され、「この人ならば安全。」だと思えば、少しずつ自分のお腹の中にある傷を、一つ一つ見せてくれる様になるのです。
「どんな事が気になっていらっしゃいますか?」
と、私が聞いても、
「言いたくありません。だって、まだ先生が信用出来る方なのか分からないじゃないですか。」
と、はっきり言われる方もいらっしゃいます。
あとは、私がどれだけ信用していただけるのか、根気よく観察していただき、安全な人間だと思い込んでいただくしかありません。
そこからがカウンセリングのスタートなのですね。
カウンセリングとは、じっくり取り組む姿勢と、ある程度信用出来る人物なのだと思い込んでいただく過程も必要です。
目の前の相手を、安全性のある人物だと思い込む。
お付き合いをしている彼を、大好きだと思い込む。
ご自分の旦那さんが真面目で素敵な人だと思い込む。
親が自分を当然愛していると思い込む。
それが信念に変わり、本当に相手を心から好きになる事が出来たなら、人はご自分の頭の中から自然に出会えた嬉しさと幸せの感情を湧き上がらせる事が出来るのかもしれません。
それは、生まれたばかりの赤ちゃんの頃から備わっている、安全に生きるための脳の仕組みとも言えます。
例えば、お母さんが生後半年くらいの赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出掛けをしている時に、ご近所に住んでいる誰かがその赤ちゃんを覗き込んで声を掛けてくださる時がありますね。
その方が赤ちゃんにとって、見た事の無い人だったりすると、赤ちゃんはその人が安全なのかどうかを確認する為にお母さんの顔をチラッと見ます。
そして、お母さんがニコニコと笑顔でいれば、赤ちゃんは、この人は安全な人なのだと思い込みます。
そして、お母さんと同じ様な笑顔を、その知らない人に見せてくれるのです。
すると、そこにある空間には、なんとも穏やかな空気が漂い、幸せな日常の一コマに変わるのですね。
ですから、人間関係のコミュニケーションにおいても、ある程度の思い込みが無ければ成立しないという事が分かります。
いくらSNSが発展してきて、世界中の人と繋がる事が可能になったと言われても、人類は世界中に70億人いると言われていますから、その全ての中から本当にご自分にとって1番安全な人間を選び出すのは凄く大変だし、時間もかかります。
ですから、普段から付き合って行く身近な相手を素敵な方だと思い込み、信じて疑わずにコミュニケーションを取る事も大切なのですね。
ご自分が相手を心から信じてあげたら、きっとその方もあなたを裏切りません。
優しく、躊躇せずに好きになってあげて下さい。
あなたを支えて下さるかたは、きっと笑顔が素敵なその目の前の方なのですから。
私の心理カウンセリングルームに来られる方は当然、自分の悩みを解決するアドバイスを受けたいと望まれる為に予約を入れて来て下さるのですが、初めて来られる方が初対面の私に対して、最初から本当の悩みをお話して下さる方はほとんどいらっしゃいません。
お互いに緊張しているのは当然なのですが、クライアントさんから見て私が信用出来る人物なのかどうか警戒しているからなのですね。目を合わせて下さるまでには時間がかかるものなのです。
そしてそれは、その方の悩みが深ければ深いほど長い時間を要します。何故なら、カウンセラーである私の安全性と人間性を確認してからでないと、信用してご自分の心の中まで見せていただく事が出来ないからです。
まずは挨拶し、しばらく交わされる他愛もない会話から私の表情、落ち着き、言葉の使い方、声の大きさ、知識の豊富さ、姿勢や清潔感など、非言語の部分をじっと観察され、「この人ならば安全。」だと思えば、少しずつ自分のお腹の中にある傷を、一つ一つ見せてくれる様になるのです。
「どんな事が気になっていらっしゃいますか?」
と、私が聞いても、
「言いたくありません。だって、まだ先生が信用出来る方なのか分からないじゃないですか。」
と、はっきり言われる方もいらっしゃいます。
あとは、私がどれだけ信用していただけるのか、根気よく観察していただき、安全な人間だと思い込んでいただくしかありません。
そこからがカウンセリングのスタートなのですね。
カウンセリングとは、じっくり取り組む姿勢と、ある程度信用出来る人物なのだと思い込んでいただく過程も必要です。
目の前の相手を、安全性のある人物だと思い込む。
お付き合いをしている彼を、大好きだと思い込む。
ご自分の旦那さんが真面目で素敵な人だと思い込む。
親が自分を当然愛していると思い込む。
それが信念に変わり、本当に相手を心から好きになる事が出来たなら、人はご自分の頭の中から自然に出会えた嬉しさと幸せの感情を湧き上がらせる事が出来るのかもしれません。
それは、生まれたばかりの赤ちゃんの頃から備わっている、安全に生きるための脳の仕組みとも言えます。
例えば、お母さんが生後半年くらいの赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出掛けをしている時に、ご近所に住んでいる誰かがその赤ちゃんを覗き込んで声を掛けてくださる時がありますね。
その方が赤ちゃんにとって、見た事の無い人だったりすると、赤ちゃんはその人が安全なのかどうかを確認する為にお母さんの顔をチラッと見ます。
そして、お母さんがニコニコと笑顔でいれば、赤ちゃんは、この人は安全な人なのだと思い込みます。
そして、お母さんと同じ様な笑顔を、その知らない人に見せてくれるのです。
すると、そこにある空間には、なんとも穏やかな空気が漂い、幸せな日常の一コマに変わるのですね。
ですから、人間関係のコミュニケーションにおいても、ある程度の思い込みが無ければ成立しないという事が分かります。
いくらSNSが発展してきて、世界中の人と繋がる事が可能になったと言われても、人類は世界中に70億人いると言われていますから、その全ての中から本当にご自分にとって1番安全な人間を選び出すのは凄く大変だし、時間もかかります。
ですから、普段から付き合って行く身近な相手を素敵な方だと思い込み、信じて疑わずにコミュニケーションを取る事も大切なのですね。
ご自分が相手を心から信じてあげたら、きっとその方もあなたを裏切りません。
優しく、躊躇せずに好きになってあげて下さい。
あなたを支えて下さるかたは、きっと笑顔が素敵なその目の前の方なのですから。