心理カウンセラーの風さんです。
私の担当する心理カウンセリングでは、様々な悩みを抱えていらっしゃる方が来られますが、その8割以上は人間関係の悩みです。
会社内や学校内、家庭内、恋人同士や、近所のコミュニティでの悩みなど、その悩みは非常に多岐に渡っており、その中にどっぷりと浸かっていらっしゃる方は皆さん、とても重たい荷物を背中に背負っていらっしゃるかの様に疲れていて、小さく無力の子供さんの様に感じます。
人間関係は、多くの場合、その双方のどちらが上でどちらが下かという目に見えない圧力差から生まれると私は思います。
ですから、実はそれは、いわゆる上の立場の方々も、同じ様な悩みを抱えていらっしゃると言う事に繋がるのですね。
私達の人間の価値は一定です。
今日生まれたばかりの赤ちゃんも、明日の命もわからない病に伏した方でも、その命の尊さに変わりはありません。つまり、人間として生きている以上は、たとえ親子であってもどちらが上で、どちらが下かなど、概念としてあり得ない常識なのです。
しかし、その様な常識を覆すほどの力を持っているのが、私達の脳の中にある分断本能という考え方なのです。
金持ちか貧乏か。
上司か部下か。
親か子か。
先生か生徒か。
先輩か後輩か。
男か女か。
もちろん、教えたり叱ったり諭したりしなくてはならない場面もあります。立場上、責任も負わなければならない事もありますから、言わなくてはならない事は、言うべき人が言わなくてはなりません。
私が思うのは、そこに愛が感じられるなかどうかという事です。言葉は、薬にも武器にもなります。ですから、コミュニケーションと言うのは、言葉を受け取った人が愛を感じる事が出来なければ、それはただの相手にダメージを与えただけの危険な武器になってしまいます。
与えられただけの立場なのに、あたかも自分は努力して来たのだと勘違いし、その権力を振りかざし、他人を攻撃して優越感に浸っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
まるでそれが当たり前の様に。そして、それがまるで義務であるかの様に。
その様な立場で相手を自分より下だと見て優越感に浸り、知らず知らずのうちに、何気なく言った一言が、相手の胸に突き刺さったまま、離れないのだと言う事を忘れないで下さい。
本当の教育と言うのは、強制や命令ではありません。
まずは相手に感謝する事から始まるのだと私は思います。
自分について来てくれてありがとう。
自分の話を聞いてくれてありがとう。
自分の仕事に協力してくれてありがとう。
同じ方向を見てくれてありがとう。
同じ時間を共有してくれてありがとう。
それから、教育をする立場の人は、たくさん仕事や勉強をして、その姿を相手に見せる。
それだけで十分だと思うのです。
そこから、本当の人間関係が始まるのではないのでしょうか。
本当の上下関係とは、相手に感謝し、丁寧に説明し、相手が自信を付けて来たなと思ったら、適当な所でその上の立場から退く事が出来る勇気を持つ事なのではないかと思います。
執着心を捨てて、流れに逆らわす、肩の力を抜いてニュートラルに生きて行けたらとても楽だし、余計なエネルギーを使わずに済みますよね。
上司の皆さん、お疲れ様でございます。
部下の皆さんも、自信を付ける為の経験をすることに集中して、深呼吸して心を軽くなさって下さいね。
今日も素晴らしい仕事が出来ますように。
私の担当する心理カウンセリングでは、様々な悩みを抱えていらっしゃる方が来られますが、その8割以上は人間関係の悩みです。
会社内や学校内、家庭内、恋人同士や、近所のコミュニティでの悩みなど、その悩みは非常に多岐に渡っており、その中にどっぷりと浸かっていらっしゃる方は皆さん、とても重たい荷物を背中に背負っていらっしゃるかの様に疲れていて、小さく無力の子供さんの様に感じます。
人間関係は、多くの場合、その双方のどちらが上でどちらが下かという目に見えない圧力差から生まれると私は思います。
ですから、実はそれは、いわゆる上の立場の方々も、同じ様な悩みを抱えていらっしゃると言う事に繋がるのですね。
私達の人間の価値は一定です。
今日生まれたばかりの赤ちゃんも、明日の命もわからない病に伏した方でも、その命の尊さに変わりはありません。つまり、人間として生きている以上は、たとえ親子であってもどちらが上で、どちらが下かなど、概念としてあり得ない常識なのです。
しかし、その様な常識を覆すほどの力を持っているのが、私達の脳の中にある分断本能という考え方なのです。
金持ちか貧乏か。
上司か部下か。
親か子か。
先生か生徒か。
先輩か後輩か。
男か女か。
もちろん、教えたり叱ったり諭したりしなくてはならない場面もあります。立場上、責任も負わなければならない事もありますから、言わなくてはならない事は、言うべき人が言わなくてはなりません。
私が思うのは、そこに愛が感じられるなかどうかという事です。言葉は、薬にも武器にもなります。ですから、コミュニケーションと言うのは、言葉を受け取った人が愛を感じる事が出来なければ、それはただの相手にダメージを与えただけの危険な武器になってしまいます。
与えられただけの立場なのに、あたかも自分は努力して来たのだと勘違いし、その権力を振りかざし、他人を攻撃して優越感に浸っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
まるでそれが当たり前の様に。そして、それがまるで義務であるかの様に。
その様な立場で相手を自分より下だと見て優越感に浸り、知らず知らずのうちに、何気なく言った一言が、相手の胸に突き刺さったまま、離れないのだと言う事を忘れないで下さい。
本当の教育と言うのは、強制や命令ではありません。
まずは相手に感謝する事から始まるのだと私は思います。
自分について来てくれてありがとう。
自分の話を聞いてくれてありがとう。
自分の仕事に協力してくれてありがとう。
同じ方向を見てくれてありがとう。
同じ時間を共有してくれてありがとう。
それから、教育をする立場の人は、たくさん仕事や勉強をして、その姿を相手に見せる。
それだけで十分だと思うのです。
そこから、本当の人間関係が始まるのではないのでしょうか。
本当の上下関係とは、相手に感謝し、丁寧に説明し、相手が自信を付けて来たなと思ったら、適当な所でその上の立場から退く事が出来る勇気を持つ事なのではないかと思います。
執着心を捨てて、流れに逆らわす、肩の力を抜いてニュートラルに生きて行けたらとても楽だし、余計なエネルギーを使わずに済みますよね。
上司の皆さん、お疲れ様でございます。
部下の皆さんも、自信を付ける為の経験をすることに集中して、深呼吸して心を軽くなさって下さいね。
今日も素晴らしい仕事が出来ますように。