心理カウンセラーの風湖です。

元NBAプレーヤーのコービーブライアントさんがヘリコプターの墜落事故で亡くなりました。

先日書いた、私の従兄弟が亡くなったのもある日突然の出来事でした。

だからと言って、全く違う世界で生きて来た2人のことを比較するつもりはありません。

ただ、いずれも突然に、しかも意外な展開でのその最後に、彼らの人生に何か用意されていたような、そして私達に何かしらのメッセージを残してくれた様な気がしてならないのです。

昔観た映画の1シーンに、大好きなお爺さんが旅行先で倒れて亡くなったという知らせを受けた時に、少女が呟いた一言を私はよく覚えています。
「突然死ぬって、どんな気持ちなんだろう。」

私達は、毎日を当たり前のように生きています。
それは、まるで何かに流されるように。

時には傷つきながら、時には喜びながら。
悲しんで、怒って、不安になって。

誰かの批判をして、愚痴を言って、誰かを責めて、自分を責めて。
モヤモヤして、イライラして、感動して、お腹が空いて、幸せを感じて。

でも、それは実は素晴らしい一瞬一瞬を自分で確かに感じているという事です。

何年か前、新聞でオーストラリアのホスピスに勤めている看護師さんが、末期の癌患者の方々に常に寄り添っていらして、家族の皆さんと一緒にその方の最期を迎えていらっしゃるという記事を読んだ事があります。

その看護師さんにインタビューした内容には、こんな風に書かれていました。
「人生の終わりに、何を思いますか?と、患者さんに聞く事があります。大抵の場合、やってみて失敗した事よりも、やって来なかった事を後悔する方が多いのです。」

「誰かの意見を気にせず、自分の意思で行動すれば良かった。」
「自分のやりたい事をもっとやっておきたかった。」
「会いたい人に会いに行けば良かった。」
「たくさんの人にありがとうと言えば良かった。」
「行きたいところがまだまだあった。」

「愛している人と、もっとたくさん会いたかった。そして、もっとたくさんキスしたかった。」

生きている今の自分に感謝しましょう。
動く手足、身体があるのです。
周りに支えてくださる人がいるのです。

何より、命があるのです。

「起きて半畳、寝て一畳」
という言葉があります。

欲張らず、自分の今持っている物で十分なのだから、人の行動に目を向けず、等身大で精一杯生きて行きたいですね。