心理カウンセラーの風湖です。

去年の秋のこと、娘の希望で新宿にあるお笑い劇場へ漫才やコントを見に行くことになりました。

平日の昼の時間帯にも関わらず、お客さんで会場は満員御礼状態でしたので、私達は立見席しか買う事が出来ませんでしたが、私は、50歳を過ぎて初めての経験に高揚感が抑え切れませんでしたね。

しかし、やがてライブが始まり、何組もの芸人さんのパフォーマンスに会場が笑いの渦に包まれる中、私はと言えば意外にも笑うと言うよりも、お笑い芸人の皆さんの一挙一動に客観的に関心するばかりで、凄く楽しかったのにその世界にはあまり入り込んで行くことが出来ませんでした。

年齢的に考えても、もしかしたら自然なことのでしょうか。それとも仕事柄、人間の心理を観察する癖が付いてしまった結果なのでしょうか。

皆さんは、最近、笑っていますか?

子供の頃は、常に笑っていたような気がするのに、大人になってからはあまり笑わなくなったと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

毎日、仕事に追われ、生活に追われ、気付けば幸せなどあまり考えなくなりますし、年を重ねる毎にその背中に背負う荷物が気になって、嬉しい、楽しい出来事があっても愛想笑いしかしていない自分に気付く。

加えて、「こんな事で笑ったら、程度が低いと思われるのではないか。」と言う、なんとも寂しい世間体なども気にする習慣が染み付いてしまっていますよね。

最近では、ポジティブ心理学がとても注目されています。
人が幸せになるためにはどうすればいいのか。
人はどんな時に幸せだと感じるのだろうか。

ハーバード大学の心理学の研究によると、人の幸せという感情は伝染していくのだそうです。
身近な誰かに幸せが訪れると、その周辺の人々も幸せを感じる。それはその周辺の4人にまで一瞬で広がるのだそうです。

それは笑いも同じです。誰かが笑うと、その笑いは伝染します。目の前の誰かが笑顔になるだけで、その周辺の人も笑い出すのです。

TVのバラエティ番組があまり面白くないと感じるのは、1人ではあまり大きな声で笑うという行為をしないため、それだけではあまり幸せを感じないからなのでしょうね。

ですから、同じ芸人さんでもライブで笑い声の絶えない会場でその芸を観ると、人間の五感を刺激して凄く天才的な笑いを生み出すプロフェッショナルに感じてそれを見ている人々を幸せに導き、伝染し合いながら会場全体を笑いに包むのです。

それならば、私達が幸せになりたいのであれば、幸せな人の中に居れば良いという事になります。
笑いの絶えない日々を送りたいのならば、笑ってばかりいる人のそばに居れば、笑って過ごすことが出来ます。

もっと言えば、「悲しい時に寄り添ってくれる人」よりも「嬉しい時に自分の事の様に喜んでくれる人」がそばにいてくれたら幸せが倍に増えて、より幸せになるのではないのかなと思います。

ですから、私の担当する心理学講座は、堅苦しく講義をするのではなく、私が心理学にまつわるネタで皆さんを常に笑わせています。
ですから、長い時間にも関わらず生徒の皆さんがいつも笑ってばかりいます。
何故ならシワを気にせず私が笑って、幸せを感じる事が出来たら、それが伝染するのを知っているからです。

私の夢は、いつか心理学のお笑いショーを開いて、たくさんの人々に、幸せになっていただく事です。
依頼があれば、どこにでも出向いて行き、ライブで心理学を伝えたいと思っています。

私が尊敬する、NLPの事務局の先生は、いつも冗談ばかりの楽しい授業をしてくださいますから、それもリスペクトさせていただいております。

その先生に、私の夢の話をさせていただいた時、教えていただいたのは、
「それには、圧倒的な知識を身につける事。そして、自分の物にする事。そして、自分のためではなく、誰かの為にその知識を与える事。」
と言う、大変ありがたいお言葉です。

人を笑わせるという事は、その裏にある圧倒的な努力や、人間性の向上が必要の様です。

私は、今日もネタ作りに余念がありません。
はい、どーもー!

頑張ります。