心理カウンセラーの風湖です。

先日、私が担当する心理学講座の生徒さんから相談を受けました。

「先生、年末年始の長期休暇に暴飲暴食をしたり、連日夜更かしをしてしまったせいか、寝つきが悪くなってしまいました。それどころか、朝もスッキリ起きられなくなってしまい、会社に遅刻してしまったのです。どうしたらいいのでしょうか。」

このような悩みを持っていらっしゃる方は最近多いような気がします。

特に最近では、スマホなどの影響もあり、ついつい時間を忘れて熱中するあまり生活パターンが崩れてしまう方もいらっしゃいますし、その他にもストレスや、様々な不安を抱えて寝つきが悪くなってしまう方も多い様な気がします。

対策としてはいろいろあります。

スマホなどの操作は、寝る2時間前には終わらせるとか、お風呂からは睡眠に入る1時間前には出るとか、なるべく午前中に適度な運動をするとか。

しかし、そうは言っても、残業などで帰宅が遅くなり、時間に余裕が無い日とか、少し心が疲れてしまい、不安に襲われてしまっている時などには、なかなか出来ない事もありますね。

昔読んだ本の中に、感動的な文章がありました。

心理学者のアルフレッドアドラーの元に、1人の女性が現れたそうです。
その女性は、夫の事で悩んでいて、やはり眠れない日々が続いていたそうです。

その女性に対してアドラーが言いました。
「もしも今夜また眠れなかった場合には、貴方が夫にしてあげられる素敵な事をいくつか考えて、明日の朝電話で私に教えて下さい。」

すると、その女性は電話でこう言ったそうです。
「何という事でしょうか。先生、昨夜は朝までぐっすりと眠れました。ですから、教える事はありません。」と。

人が眠るという事は、そこには安心感や幸福感が伴う事なのでは無いかと思います。

幸せとは、誰かに何かを与えて、喜んでもらえたと感じる事。そして同時に安心感をいただくのですね。

赤ちゃんが幸せそうに眠る顔を見て、お母さんも眠れるのです。思い切り愛を与えているのが感じられるからなのですね。

もしも今夜、眠れなかった場合には、愛する誰かに何かを与える事をいくつか想像してみて下さい。

きっとぐっすり眠れると思います。

そして、自分にしてあげられる事も考えてみましょう。

私は素晴らしい。
私は美しい。
私は幸せ。

そうやって、自分を褒めてあげる事も、安心して眠れる方法だと私は思います。

明日の朝には、きっと素晴らしい自分になっていますから。