心理カウンセラーの風湖です。

まさに今、大学受験や、就職試験、資格試験などいろいろな試験にチャレンジしていらっしゃる方も、私のカウンセリングに来ていただいています。

試験日が近づいて来ると、周りの雰囲気もだんだん張り詰めた緊張感に満ちて来て、気持ちが上がったり下がったり落ち着かなくなって来るらしいのです。

ですから、勉強はもちろん、睡眠や食事などの生活パターンなども正常に行えないような気がして、それが精神的にも支障が出て来る方もいらっしゃるのですね。

もちろん、そんな受験生の子供さんを持つ親も、試験日が近づくにつれて徐々に気持ちが不安定になって来るらしく、私の心理学講座を受けてくださっている生徒さんでも、子供さんの心が乗り移ったように不安そうな顔で、受験日が近づいて来ているから落ち着かないと言います。

そんな家族の方はつい、目の前に受験などを目前にしている我が子がいると言ってしまいますね。
「頑張って!」と。

私はいつも考えます。
そもそも「頑張る」って、一体何なのかなぁって。

自分に対して励ます言葉としてならば「頑張ろう!」は、力が出て来る気がして良い言葉なのではないかとは思いますが、誰かから言われる言葉としては少し重く感じる方もいらっしゃるのではないのかなと思いますね。

私には、「頑張れ」とは、「ガンと張れ!」のようなニュアンスに感じられるのです。

つまり、更に相手にプレッシャーをかけてしまう言葉の様な気がします。

しかし、実はこのプレッシャーや緊張感は、本人の実力以上の力を出すためには良い結果に導く要素だったりします。
緊張感は、脳の中でアドレナリンという興奮物質を噴出させ、自分には思いもよらないほどの能力を発揮する事もあるからです。

火事場の馬鹿力と言われる、アレですね。

ですが、それは試験当日だけの話です。
ですからどうか、そんな緊張感に押しつぶされそうになっていらっしゃる方が側にいるのであれば、こんな言葉を掛けてあげて下さい。
「貴方は素晴らしいですね。ですからきっと大丈夫ですよ。応援します。」

人は褒められると、更にやる気が出ます。
加えて優しく頭や背中を撫でるなどのスキンシップなども、また素晴らしい効果を発揮します。

「たとえ望む様な結果にならなかったとしても、私は貴方が大好きだし、包みます。」
というメッセージもそこには存在するからです。

受験生だけでなく、今まさに病気と戦っている方とか、怪我などのリハビリに向かい合っている方、あるいは子育て中の方や仕事や家事に奮闘中の方々などにも同じ様な気持ちで接してあげて欲しいと思います。

心理学的には、その緊張感が過ぎ去った後の楽しいイベントなどを想像させてあげるとリラックス出来ると言われています。

例えば、スポーツ選手などは優勝を勝ち取るイメージをするよりも、優勝したらどんなパーティーをしようとか、インタビューではどんな言葉を言おうとか想像すると、優勝することがただの通過点になるので少し気持ちが軽くなるのですね。

ですから、今から大切な試験に出かけて行く方や特別な緊張感と戦いに向かう方には一言声を掛けてあげてください。
「頑張ろう!一緒に。」

一年後、今の大切な時期は過去の経験に変わります。
懐かしく思い出す事が出来たとしたら素晴らしいですね。

私も、全力で応援します。
「good luck!」