心理カウンセラーの風湖です。
少し前に遡って、皆さんは毎年、年末の大掃除はしていらっしゃいますでしょうか。
そもそも掃除はあまり好きでは無いと言われる方も多いとは思いますが、大掃除の時期には気になって、少しだけでもやってみるとなんとなく新年の準備をしたような気がして安心される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では12月13日のお寺などの煤払いの習慣にならって始められたそうです。私達は昔から、新しい年を迎えるために1年の埃を払い、気分をスッキリとさせる意味でも家庭や学校、職場などでも年末の恒例行事にされて来ました。
日本人だけの習慣ではなく、アメリカ人はクリスマスの飾り付けの前に家族全員で家中を綺麗にするそうですし、イギリス人は春になると、それまで部屋を温めてくれた暖炉の中のススを綺麗にする時に、大掃除をするそうです。
中国人は、2月の春節の前に掃除は国民的行事になっているそうで、その他の国々の方達もやはりなんらかのタイミングで自分の家の大掃除をしているようですね。
心理学的にも、掃除は人の心にあらゆる効果をもたらす事がわかっています。
掃除をして部屋が綺麗になると、気分がスッキリするだけでなく、掃除が出来ている自分に自信が持てたり、自分は良い環境の中で生活出来ている人間であるという自己肯定感にもつながるそうです。
家に帰って、部屋が綺麗だとそれだけでも癒されるような気がしますよね。
世界的に成功を成し遂げていらっしゃる方々は、必ず毎日掃除をするそうですし、トイレ掃除を毎日するという大物芸能人などの話も良く聞きます。
人の心のやる気を出してくれるのも、綺麗に片付いた環境の中のからなのかもしれません。
少し前に読んだ本の記事で、断捨離の意味について書かれていましたが、例えば部屋がいくら綺麗に片付いていても、クローゼットの中に使わない物や要らない物で溢れていると、新しい物を入れるスペースが無くなる。すなわち、過去の閉ざされた扉ばかりを見ていて、新しく開かれている未来に気付かない、という心理に繋がるそうです。
また、心理学の観点から見れば、逆に掃除をしないと人の心にまで影を作るのだそうです。
「ブロークンウインドウ効果」と言って、例えば、窓ガラスの割れた壊れた放置車のそばには、不法投棄されたゴミや壊れた家電などが集まっ来たり、落書きだらけの看板のそばや地下鉄などの駅の構内では、麻薬の売買が横行したり、犯罪が多発したりするそうです。
TVの情報番組のディレクターは、殺人事件が起こって取材に行く時、高層マンションの一室で起こった事件で、規制線が張られておりどの部屋で起こった事件なのかわからない場合でも、ベランダが1番汚れている部屋を探せば見つかると言っていました。
ゴミ屋敷と言われる家に取材に行くようなTV番組でも、家主がやたらと暴力的な発言をするのに、番組のスタッフがゴミを片付けて、綺麗にするだけで言葉遣いが優しくなったりしますよね。
自分の家が綺麗なのかそうで無いのかだけでも、人の心にあらゆる影響を与え、しかもそれが自分の思考や習慣や行動、価値観まで変えていくのであれば、そこからの人生までも変わる事もあるかもしれません。
少しずつでも汚れを消して、新しい自分になる事が出来たら嬉しいですよね。
私も、毎日部屋を綺麗にして、未来を変えて行きたいなと思っています。
少し前に遡って、皆さんは毎年、年末の大掃除はしていらっしゃいますでしょうか。
そもそも掃除はあまり好きでは無いと言われる方も多いとは思いますが、大掃除の時期には気になって、少しだけでもやってみるとなんとなく新年の準備をしたような気がして安心される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では12月13日のお寺などの煤払いの習慣にならって始められたそうです。私達は昔から、新しい年を迎えるために1年の埃を払い、気分をスッキリとさせる意味でも家庭や学校、職場などでも年末の恒例行事にされて来ました。
日本人だけの習慣ではなく、アメリカ人はクリスマスの飾り付けの前に家族全員で家中を綺麗にするそうですし、イギリス人は春になると、それまで部屋を温めてくれた暖炉の中のススを綺麗にする時に、大掃除をするそうです。
中国人は、2月の春節の前に掃除は国民的行事になっているそうで、その他の国々の方達もやはりなんらかのタイミングで自分の家の大掃除をしているようですね。
心理学的にも、掃除は人の心にあらゆる効果をもたらす事がわかっています。
掃除をして部屋が綺麗になると、気分がスッキリするだけでなく、掃除が出来ている自分に自信が持てたり、自分は良い環境の中で生活出来ている人間であるという自己肯定感にもつながるそうです。
家に帰って、部屋が綺麗だとそれだけでも癒されるような気がしますよね。
世界的に成功を成し遂げていらっしゃる方々は、必ず毎日掃除をするそうですし、トイレ掃除を毎日するという大物芸能人などの話も良く聞きます。
人の心のやる気を出してくれるのも、綺麗に片付いた環境の中のからなのかもしれません。
少し前に読んだ本の記事で、断捨離の意味について書かれていましたが、例えば部屋がいくら綺麗に片付いていても、クローゼットの中に使わない物や要らない物で溢れていると、新しい物を入れるスペースが無くなる。すなわち、過去の閉ざされた扉ばかりを見ていて、新しく開かれている未来に気付かない、という心理に繋がるそうです。
また、心理学の観点から見れば、逆に掃除をしないと人の心にまで影を作るのだそうです。
「ブロークンウインドウ効果」と言って、例えば、窓ガラスの割れた壊れた放置車のそばには、不法投棄されたゴミや壊れた家電などが集まっ来たり、落書きだらけの看板のそばや地下鉄などの駅の構内では、麻薬の売買が横行したり、犯罪が多発したりするそうです。
TVの情報番組のディレクターは、殺人事件が起こって取材に行く時、高層マンションの一室で起こった事件で、規制線が張られておりどの部屋で起こった事件なのかわからない場合でも、ベランダが1番汚れている部屋を探せば見つかると言っていました。
ゴミ屋敷と言われる家に取材に行くようなTV番組でも、家主がやたらと暴力的な発言をするのに、番組のスタッフがゴミを片付けて、綺麗にするだけで言葉遣いが優しくなったりしますよね。
自分の家が綺麗なのかそうで無いのかだけでも、人の心にあらゆる影響を与え、しかもそれが自分の思考や習慣や行動、価値観まで変えていくのであれば、そこからの人生までも変わる事もあるかもしれません。
少しずつでも汚れを消して、新しい自分になる事が出来たら嬉しいですよね。
私も、毎日部屋を綺麗にして、未来を変えて行きたいなと思っています。