心理カウンセラーの風湖です。
私が担当する、心理カウンセリングに来て下さる皆さんの悩みの8割以上は人間関係です。
職場関係だったり親子関係だったりと、日常的に目にする人に対して上手くコミュニケーションが取られずに悩んでいらっしゃる方が多いですね。
心理学ではよく、
「他人からの承認欲求を捨てましょう。」とか、
「誰かと比べるのはやめて、自己肯定感を持ちましょう。」
とか言われますが、毎日のように会う相手を目の前にすると、なかなか上手く考え方を変えられない方も多いと思います。
そんなクライアントさんに対して私は、
「人間関係に疲れたら、家の中で1人になれる場所を探してしばらく目を閉じて感じてみましょう。」
と、アドバイスしています。
何故なら、本当の人の癒しというのは視覚以外の感覚から得られる物だからです。
心が疲れていると、大好きな彼の顔を見ても素直になれなかったり、好きな映画を見ても感動出来なかったりしますよね。
好きなアロマの香りや、大好物のスイーツ、ペットの毛並みの触り心地、好きなアーティストの音楽など、私達人間の心は、目で見る情報以外の、聴覚や身体感覚、味覚、嗅覚で安心感を得られているのですね。
私達は、普段から当たり前のようにいろいろな物を見ながら生きています。人の脳は、家から一歩外に出ると注意が散漫になるようになっているそうです。何故なら、自分の身を守る為には、車や歩行者、障害物など色々な危険を回避しながら行動しなくてはならないからです。
それに加えて職場では、普段からよく接する相手の表情や言動を見ながら、上手く自分の行動や心もコントロールしながら1日の大半を過ごしていますから、夕方にはグッタリと疲れ切ってしまいます。
それは、人間ならではのストレスなのかも知れませんね。
例えば、犬や猫などの動物でしたら鋭い爪や牙などいざという時の戦う武器を持っていますが、人間は何も武器を持っていませんから、自分を守るのは視覚からの情報や言葉でのコミュニケーションでしか無いと思ってしまいます。
しかし、本当にそうでしょうか。
私達が目で見ている情報は果たして真実なのでしょうか?
相手の本心まで私達は見えているのでしょうか。
アメリカの福祉活動家であるヘレン・ケラーは、幼児期の発熱によって目、耳、口の三重苦になってしまったと言う事はよく知られています。
しかし彼女は子供の頃からアン・サリバン先生という家庭教師の情熱的な指導を受け、言語を覚えたり、大人になると、抑揚は無くても話せたり政治活動に参加する事が出来たそうです。
目が見えなくても人を匂いで覚えたり、地面からの振動により滝の雄大さを伝えたり、部屋の温度を感じてその壁の色まで言い当てたといいます。
お釈迦様の像などによく描かれている顔をよく見ると、眉間の部分に目がある仏像や絵画などがありますが、あの額にある目は、真実を見る事が出来る目だと言われています。
つまり、私達人間が見ている目は、本当の姿を見る事が出来ないという訳です。
私達人間が真実を見る為には、眉間にシワを寄せない事。第3の目は、眉間にシワを寄せたら閉じてしまうのですから。
例えば、誰かの悪口や愚痴を言ったり考えたりする時には人の表情には眉間にシワが寄ってしまいますから、第3の目閉じたまま開きません。そしてそれらを常に思い出してばかりいると、その顔が定着してしまい、本当の相手の姿を見られず、自己中心的な考え方に変わって行ってしまいます。
眉間を開いて、目尻を下げ、口角を上げて、相手の姿を見る事を少しだけ休暇して感じてみましょう。
そして、3日連続でやってみてそれでも嫌悪感を感じたなら、付き合い方を変えてみましょう。
人の心は、様々な感情で出来ていますから、目で見ている情報だけを信じるのは誤解を生む場合が多いのですね。
ですから、手触りの良いタオルとか心地よい音楽など、リラックスして毎日を過ごすためのアイテムも見つけてみて下さいね。
リラックスして本当の声を聴く訓練をしてみましょうね。
少しずつでも大丈夫なのですから。
私が担当する、心理カウンセリングに来て下さる皆さんの悩みの8割以上は人間関係です。
職場関係だったり親子関係だったりと、日常的に目にする人に対して上手くコミュニケーションが取られずに悩んでいらっしゃる方が多いですね。
心理学ではよく、
「他人からの承認欲求を捨てましょう。」とか、
「誰かと比べるのはやめて、自己肯定感を持ちましょう。」
とか言われますが、毎日のように会う相手を目の前にすると、なかなか上手く考え方を変えられない方も多いと思います。
そんなクライアントさんに対して私は、
「人間関係に疲れたら、家の中で1人になれる場所を探してしばらく目を閉じて感じてみましょう。」
と、アドバイスしています。
何故なら、本当の人の癒しというのは視覚以外の感覚から得られる物だからです。
心が疲れていると、大好きな彼の顔を見ても素直になれなかったり、好きな映画を見ても感動出来なかったりしますよね。
好きなアロマの香りや、大好物のスイーツ、ペットの毛並みの触り心地、好きなアーティストの音楽など、私達人間の心は、目で見る情報以外の、聴覚や身体感覚、味覚、嗅覚で安心感を得られているのですね。
私達は、普段から当たり前のようにいろいろな物を見ながら生きています。人の脳は、家から一歩外に出ると注意が散漫になるようになっているそうです。何故なら、自分の身を守る為には、車や歩行者、障害物など色々な危険を回避しながら行動しなくてはならないからです。
それに加えて職場では、普段からよく接する相手の表情や言動を見ながら、上手く自分の行動や心もコントロールしながら1日の大半を過ごしていますから、夕方にはグッタリと疲れ切ってしまいます。
それは、人間ならではのストレスなのかも知れませんね。
例えば、犬や猫などの動物でしたら鋭い爪や牙などいざという時の戦う武器を持っていますが、人間は何も武器を持っていませんから、自分を守るのは視覚からの情報や言葉でのコミュニケーションでしか無いと思ってしまいます。
しかし、本当にそうでしょうか。
私達が目で見ている情報は果たして真実なのでしょうか?
相手の本心まで私達は見えているのでしょうか。
アメリカの福祉活動家であるヘレン・ケラーは、幼児期の発熱によって目、耳、口の三重苦になってしまったと言う事はよく知られています。
しかし彼女は子供の頃からアン・サリバン先生という家庭教師の情熱的な指導を受け、言語を覚えたり、大人になると、抑揚は無くても話せたり政治活動に参加する事が出来たそうです。
目が見えなくても人を匂いで覚えたり、地面からの振動により滝の雄大さを伝えたり、部屋の温度を感じてその壁の色まで言い当てたといいます。
お釈迦様の像などによく描かれている顔をよく見ると、眉間の部分に目がある仏像や絵画などがありますが、あの額にある目は、真実を見る事が出来る目だと言われています。
つまり、私達人間が見ている目は、本当の姿を見る事が出来ないという訳です。
私達人間が真実を見る為には、眉間にシワを寄せない事。第3の目は、眉間にシワを寄せたら閉じてしまうのですから。
例えば、誰かの悪口や愚痴を言ったり考えたりする時には人の表情には眉間にシワが寄ってしまいますから、第3の目閉じたまま開きません。そしてそれらを常に思い出してばかりいると、その顔が定着してしまい、本当の相手の姿を見られず、自己中心的な考え方に変わって行ってしまいます。
眉間を開いて、目尻を下げ、口角を上げて、相手の姿を見る事を少しだけ休暇して感じてみましょう。
そして、3日連続でやってみてそれでも嫌悪感を感じたなら、付き合い方を変えてみましょう。
人の心は、様々な感情で出来ていますから、目で見ている情報だけを信じるのは誤解を生む場合が多いのですね。
ですから、手触りの良いタオルとか心地よい音楽など、リラックスして毎日を過ごすためのアイテムも見つけてみて下さいね。
リラックスして本当の声を聴く訓練をしてみましょうね。
少しずつでも大丈夫なのですから。