心理カウンセラーの風湖です。
私のカウンセリングを受けてくださっている方の中には、ご自分の子供さんに対する悩みを打ち明けて下さる方もたくさんいらっしゃいます。
「うちの子は、集中力が無くて、何をやってもすぐに飽きてしまいます。」
「うちの子は、仕事を始めても直ぐに辞めてしまいますし、何をしたいのか分からないようです。」
私は、
「辞めたいとおっしゃるのならばすぐに辞めさせた方が良いと思いますが。」
と、答えます。
すると、それらのクライアントさんは、驚いてこう言います。
「でも先生、1度始めた事を直ぐに辞めるのは、あまり良い事だとは思えません。我慢させて続けさせる事も成長の為の良い勉強だと思うのですが。」
何かを始めてみて、それが好きになるのか嫌いになるのか、続くのか続かないのかはやってみなければ分かりませんから、すぐに辞めるという事を後ろ向きに捉えるよりも、「あまり好きな事ではない。」という事が分かっただけでもそれは成長のステップだと考えた方がいいのではないかと思います。そして次に同じ事をしなければ良いだけですから。
好きではない事を我慢して頑張って良い結果が生まれたという例を私はあまり聞いた事がありません。
むしろ、様々な体験の中から、好きな事を発見してそれを楽しむという生き方の方が幸せなのではないでしょうか。
私の母親は、
「仕事というのは、頑張った分、認めて貰えた結果が評価に繋がるんだよ。辛く苦しい思いをしてやっとお給料がいただける。頑張った報酬がお給料なんだから、たくさん稼ぐ為には頑張って働かなくては。」
と、私に教えてくれましたが、申し訳無いけれど私はそうは思いません。
世界的な自動車メーカーである本田技研工業の創立者、本田宗一郎さんは、物作りが大好きで、特にオートバイのエンジンの構造に魅せられ、それを作っている時は、食事を摂る時間も惜しむくらいに没頭し、気づいたら夜中まで楽しんでいたという事も多かったと聞きます。
かのアインシュタイン博士のは、
「私は天才ではありません。ただ、1つの事に誰よりも没頭していただけなのです。」
という言葉も残しています。
頑張って我慢をするのではなく、頭の良し悪しでもなく、学歴や家柄だけではなく、ただただ「楽しむ」という感覚が、やがて人々に与える感動や成功を生む要素なのかもしれません。
理屈や損得ではない、その人独自の価値観が、その人の支えになると考えて間違いないようです。
世界的に活躍しているスポーツ選手や、アーティストの皆さんは、自分の「好き」な事に誰よりも多くの時間を割いてただただ没頭しているだけなのです。
それがやがて人々の感動を生み、ファンを作り、そしてその人に与えられるのが「幸せ」という報酬なのではないでしょうか。
「そんな事言っても、今さら集中出来る、楽しむ事なんてなかなか見つからないよ。」
と、おっしゃる方は、まず手始めに、身近な生活の中の一コマの感じ方から変えてみるのも良い方法かなと思います。
例えば、スーパーでお仕事をされている方でしたら、商品の陳列の仕方をより美しくしてみるとか、営業のお仕事をされている方でしたら、いつもより明るい表情や声で挨拶してみるとか、コンビニ店で働いていらっしゃる方なら、今日はイケメンが何人来たと数えてみるとか。(笑)
いつもと違う道を歩いてみる。
いつもと違う電車で通勤してみる。
いつもと違うメニューを頼んでみる。
大切なのは、発見したものをただ何となく見過ごすのではなく、見つけた時に感動するということ。
ご自分の子供さんでしたら、好きそうな事をしている時に、夕ご飯の時間になってもお風呂に入る時間になっても途中で辞めさせずに飽きるまでゆっくり見守ってあげる事も大切な教育の1つなのではないかと思います。
上手く出来なくても、手伝ってあげなくても集中出来る事を自分独自の方法や戦略を考え、選択し、行動する事が楽しみや幸せに繋がるのであれば素晴らしいですよね。
母の価値観は母の価値観。
子供さんの価値観は子供さんの価値観。
違いを認め合ってはじめて幸せや愛情を感じられる関係になるのだと思います。
まずは、楽しむ。
生まれ持ってきた適正や使命はそれぞれ違うのでしょうから、それを一生かけて探し、楽しむことが出来たら素晴らしいですよね。
私も、何でも楽しむ人生にして行きたいと思っています。
私のカウンセリングを受けてくださっている方の中には、ご自分の子供さんに対する悩みを打ち明けて下さる方もたくさんいらっしゃいます。
「うちの子は、集中力が無くて、何をやってもすぐに飽きてしまいます。」
「うちの子は、仕事を始めても直ぐに辞めてしまいますし、何をしたいのか分からないようです。」
私は、
「辞めたいとおっしゃるのならばすぐに辞めさせた方が良いと思いますが。」
と、答えます。
すると、それらのクライアントさんは、驚いてこう言います。
「でも先生、1度始めた事を直ぐに辞めるのは、あまり良い事だとは思えません。我慢させて続けさせる事も成長の為の良い勉強だと思うのですが。」
何かを始めてみて、それが好きになるのか嫌いになるのか、続くのか続かないのかはやってみなければ分かりませんから、すぐに辞めるという事を後ろ向きに捉えるよりも、「あまり好きな事ではない。」という事が分かっただけでもそれは成長のステップだと考えた方がいいのではないかと思います。そして次に同じ事をしなければ良いだけですから。
好きではない事を我慢して頑張って良い結果が生まれたという例を私はあまり聞いた事がありません。
むしろ、様々な体験の中から、好きな事を発見してそれを楽しむという生き方の方が幸せなのではないでしょうか。
私の母親は、
「仕事というのは、頑張った分、認めて貰えた結果が評価に繋がるんだよ。辛く苦しい思いをしてやっとお給料がいただける。頑張った報酬がお給料なんだから、たくさん稼ぐ為には頑張って働かなくては。」
と、私に教えてくれましたが、申し訳無いけれど私はそうは思いません。
世界的な自動車メーカーである本田技研工業の創立者、本田宗一郎さんは、物作りが大好きで、特にオートバイのエンジンの構造に魅せられ、それを作っている時は、食事を摂る時間も惜しむくらいに没頭し、気づいたら夜中まで楽しんでいたという事も多かったと聞きます。
かのアインシュタイン博士のは、
「私は天才ではありません。ただ、1つの事に誰よりも没頭していただけなのです。」
という言葉も残しています。
頑張って我慢をするのではなく、頭の良し悪しでもなく、学歴や家柄だけではなく、ただただ「楽しむ」という感覚が、やがて人々に与える感動や成功を生む要素なのかもしれません。
理屈や損得ではない、その人独自の価値観が、その人の支えになると考えて間違いないようです。
世界的に活躍しているスポーツ選手や、アーティストの皆さんは、自分の「好き」な事に誰よりも多くの時間を割いてただただ没頭しているだけなのです。
それがやがて人々の感動を生み、ファンを作り、そしてその人に与えられるのが「幸せ」という報酬なのではないでしょうか。
「そんな事言っても、今さら集中出来る、楽しむ事なんてなかなか見つからないよ。」
と、おっしゃる方は、まず手始めに、身近な生活の中の一コマの感じ方から変えてみるのも良い方法かなと思います。
例えば、スーパーでお仕事をされている方でしたら、商品の陳列の仕方をより美しくしてみるとか、営業のお仕事をされている方でしたら、いつもより明るい表情や声で挨拶してみるとか、コンビニ店で働いていらっしゃる方なら、今日はイケメンが何人来たと数えてみるとか。(笑)
いつもと違う道を歩いてみる。
いつもと違う電車で通勤してみる。
いつもと違うメニューを頼んでみる。
大切なのは、発見したものをただ何となく見過ごすのではなく、見つけた時に感動するということ。
ご自分の子供さんでしたら、好きそうな事をしている時に、夕ご飯の時間になってもお風呂に入る時間になっても途中で辞めさせずに飽きるまでゆっくり見守ってあげる事も大切な教育の1つなのではないかと思います。
上手く出来なくても、手伝ってあげなくても集中出来る事を自分独自の方法や戦略を考え、選択し、行動する事が楽しみや幸せに繋がるのであれば素晴らしいですよね。
母の価値観は母の価値観。
子供さんの価値観は子供さんの価値観。
違いを認め合ってはじめて幸せや愛情を感じられる関係になるのだと思います。
まずは、楽しむ。
生まれ持ってきた適正や使命はそれぞれ違うのでしょうから、それを一生かけて探し、楽しむことが出来たら素晴らしいですよね。
私も、何でも楽しむ人生にして行きたいと思っています。