心理カウンセラーの風湖です。
先日、中谷昌史さんの「ビル.ゲイツの幸せになる質問」という本を読みました。
サブタイトルに、"もしも1日200円しか使えなかったとしたら?"という質問が投げかけられていて、なんとも心理を突かれる質問だなと思いましたので興味深く読み進めると、その内容は、幸せになる為の心のあり方を訴えかける、目からウロコの実話が短い文章で77話もまとめてありました。
その中の1つの話、ビル.ゲイツに「1日200円しか使えなかったとしたら?」という質問を投げかけたら、「200円を貯めてニワトリのオスとメスを買う。」と、答えたそうです。
ニワトリを育てれば、やがてタマゴを産んでくれます。そしてタマゴからまたニワトリが産まれます。
そして、ドンドンニワトリが増えていけば、それがお金になったり貧しい人に分けてあげられるとのこと。
私達は、1日200円しか使えないというと、かなり切り詰めて生活しなくてはならないと思ってしまい、とりあえず水を買ってその日だけでも生き延びようとか、いやいや、おにぎりを1つとか、主観的な考え方をしてしまいそうですが、「創造性を鍛えれば、自分も周りの人達も幸せに出来る。」と、教えてくれた一冊でした。
現に、世界の人口の半分、つまり35億人は1日200円以下の生活を強いられているそうで、しかしその様な人達も決して不幸ではなく、様々な工夫をして楽しく生きていらっしゃいるそうです。
ある、アメリカの心理学博士が、インドのコルカタというスラム街に立ち寄り、人々の暮らしを調査したそうです。
その街は、電気も水道も無く、トイレも無いから、便意をもよおしたら川に腰まで浸かり用を足すというような環境の中で、人々ははたして幸せなのだろうかと。
そこで、1人の10歳の少女と出会い、
「将来の夢は何?」
と聞くと、少女は、
「看護師さん」
と答えたそうで、その為に何か頑張っている事はあるのか聞いたところ、
「私は走るのが早いの。」
と、幸せそうに答えたので、その少女と駆けっこをしてみたら本当に早くて負けてしまったそうです。
驚いたのは、その様子を見ていた周りの大人達がその少女に駆け寄り次々と少女にハグをしてその勝利を喜び讃える姿を見た事だと言います。
みな幸せそうで、少女も幸せそうにはにかみ、負けたはずのその博士まで幸せな気持ちになったそうです。
お金が無くても、劣悪な環境下でも、人々は幸せを分け合いながら生きていく。幸せは、伝染するものなのだと、お金や教育は分け合う事で初めて価値のある物なのだと、博士はあるセミナーで熱くプレゼンしていました。
しかし、先進国に住み、貧困な生活には無縁の私達は、お金がないと不幸だと思い込み、ストレスを感じてしまいます。
もちろん、生きていくにはある程度のお金は必要です。でしたら、その価値を最大限に活かす使い方を考える必要もあるのではないでしょうか。
ホームレスが餓死しない、唯一の国が日本なのだそうです。
もう1度、お金の大切さや、価値を見直して、賢く使う事を勉強していきたいと思っています。
先日、中谷昌史さんの「ビル.ゲイツの幸せになる質問」という本を読みました。
サブタイトルに、"もしも1日200円しか使えなかったとしたら?"という質問が投げかけられていて、なんとも心理を突かれる質問だなと思いましたので興味深く読み進めると、その内容は、幸せになる為の心のあり方を訴えかける、目からウロコの実話が短い文章で77話もまとめてありました。
その中の1つの話、ビル.ゲイツに「1日200円しか使えなかったとしたら?」という質問を投げかけたら、「200円を貯めてニワトリのオスとメスを買う。」と、答えたそうです。
ニワトリを育てれば、やがてタマゴを産んでくれます。そしてタマゴからまたニワトリが産まれます。
そして、ドンドンニワトリが増えていけば、それがお金になったり貧しい人に分けてあげられるとのこと。
私達は、1日200円しか使えないというと、かなり切り詰めて生活しなくてはならないと思ってしまい、とりあえず水を買ってその日だけでも生き延びようとか、いやいや、おにぎりを1つとか、主観的な考え方をしてしまいそうですが、「創造性を鍛えれば、自分も周りの人達も幸せに出来る。」と、教えてくれた一冊でした。
現に、世界の人口の半分、つまり35億人は1日200円以下の生活を強いられているそうで、しかしその様な人達も決して不幸ではなく、様々な工夫をして楽しく生きていらっしゃいるそうです。
ある、アメリカの心理学博士が、インドのコルカタというスラム街に立ち寄り、人々の暮らしを調査したそうです。
その街は、電気も水道も無く、トイレも無いから、便意をもよおしたら川に腰まで浸かり用を足すというような環境の中で、人々ははたして幸せなのだろうかと。
そこで、1人の10歳の少女と出会い、
「将来の夢は何?」
と聞くと、少女は、
「看護師さん」
と答えたそうで、その為に何か頑張っている事はあるのか聞いたところ、
「私は走るのが早いの。」
と、幸せそうに答えたので、その少女と駆けっこをしてみたら本当に早くて負けてしまったそうです。
驚いたのは、その様子を見ていた周りの大人達がその少女に駆け寄り次々と少女にハグをしてその勝利を喜び讃える姿を見た事だと言います。
みな幸せそうで、少女も幸せそうにはにかみ、負けたはずのその博士まで幸せな気持ちになったそうです。
お金が無くても、劣悪な環境下でも、人々は幸せを分け合いながら生きていく。幸せは、伝染するものなのだと、お金や教育は分け合う事で初めて価値のある物なのだと、博士はあるセミナーで熱くプレゼンしていました。
しかし、先進国に住み、貧困な生活には無縁の私達は、お金がないと不幸だと思い込み、ストレスを感じてしまいます。
もちろん、生きていくにはある程度のお金は必要です。でしたら、その価値を最大限に活かす使い方を考える必要もあるのではないでしょうか。
ホームレスが餓死しない、唯一の国が日本なのだそうです。
もう1度、お金の大切さや、価値を見直して、賢く使う事を勉強していきたいと思っています。