心理カウンセラーの風湖です。
親子関係の悩みは、思うよりもたくさんの方が抱えていらっしゃるようです。
例えば他人とのすれ違いの悩みなら、その方から距離を置く事で一時的に解決する事もありますが、親子となればそうはいきません。
その中身は実は、真面目な性格だからこそ、優しい人柄だからこそ湧き起こさせる苦しみだったりします。
「自分は長男だから、親の面倒を見なくてはならない。」
「私は、親の期待に応えなければならない。」
「育ててくれた親の言う事に反発するなんて、罪悪だ。」
そんな風に思う優しさこそ、自分を苦しめている原因なのかも知れません。
「〜しなければいけない。」
「〜するべき。」
「〜してあげなければ申し訳ない。」
これは、自分には焦点を当てていない状態。
親からの評価が自分の価値だと思ってしまいますね。
分かります。私もそうでした。
例えば、100円ショップの商品も親の意見を聞いてから買うという生活を当たり前だと思っていました。
何故なら、親が無駄だと言えば、買った自分をダメな人間だと思ってしまう性格でしたから。
昔の子供は、親がとても怖かった。
早く家を出たくて勉強したり、自立しようと躍起になったりしたものです。
夕飯のおかずに文句を言って、父親に殴られた過去も、当時は当たり前でしたね。
今は面白い事に、当時と比べると父親役と母親役が逆になっている様な気がします。
私には羨ましい限りです。
私も子供の頃、父親にもっと優しくして欲しかったですから。
ひとつだけ気になるのは、愛のあるお叱りが出来ない方も中にはいらっしゃるのかなと言う事です。
以前読んだ本の中に、ある企業の上司が、髪の毛が長い女子社員に向かって、
「髪が肩にかかっているから、まとめて来るように。」
と、注意したところ、
「肩にかかっていませんよ。ねえ、みなさん?」
と、言い返されたので、まぁ仕方がないか。と、おおらかに許したんだそうです。
すると、次の日から別の女子社員たちが次々と大きなピアスを付けて来たり、派手なネイルをして来たりと、影響が後々まで響いたと言う内容が書かれていました。
これを言ったら嫌われるかなとか、言わない方が波風が立たないからやめておこうとか、優しい気持ちは凄く分かるのですが、言うべきことは、言わなくてはいけない事なのですから、言うべき人が言うということは大切な事なのではないでしようか。
それに従うか従わないかは、言われた本人が決めれば良い事なのですよね。
それも、愛情だと思います。
でも、あくまで優しい口調でお願いします。
大切なのは、相手を尊敬する気持ちなのかも知れません。
子供は親を、そして、親も子供を尊敬する。
だって、お互いに外では1日頑張ってきて、家に帰ってホッとしているんですから。
言葉は、癒しの薬にもなりますし、武器もなってしまう。
たまには、喧嘩もするでしょうが、
長く付き合って行く家族だからこそ出来る、
「褒めて認めて、応援する。」
ちなみに私の母親は、私が心理学を仕事としている事を知っていて、自分の悩みを私に相談して来たりします。
そこで私がアドバイスすると、
「そうは言っても、私は違うんだよ!」
と、言われたりします。
いつまでたっても、親は子供を未熟だと思っているんですね。
私も、いつか認められるように日々精進します。
親子関係の悩みは、思うよりもたくさんの方が抱えていらっしゃるようです。
例えば他人とのすれ違いの悩みなら、その方から距離を置く事で一時的に解決する事もありますが、親子となればそうはいきません。
その中身は実は、真面目な性格だからこそ、優しい人柄だからこそ湧き起こさせる苦しみだったりします。
「自分は長男だから、親の面倒を見なくてはならない。」
「私は、親の期待に応えなければならない。」
「育ててくれた親の言う事に反発するなんて、罪悪だ。」
そんな風に思う優しさこそ、自分を苦しめている原因なのかも知れません。
「〜しなければいけない。」
「〜するべき。」
「〜してあげなければ申し訳ない。」
これは、自分には焦点を当てていない状態。
親からの評価が自分の価値だと思ってしまいますね。
分かります。私もそうでした。
例えば、100円ショップの商品も親の意見を聞いてから買うという生活を当たり前だと思っていました。
何故なら、親が無駄だと言えば、買った自分をダメな人間だと思ってしまう性格でしたから。
昔の子供は、親がとても怖かった。
早く家を出たくて勉強したり、自立しようと躍起になったりしたものです。
夕飯のおかずに文句を言って、父親に殴られた過去も、当時は当たり前でしたね。
今は面白い事に、当時と比べると父親役と母親役が逆になっている様な気がします。
私には羨ましい限りです。
私も子供の頃、父親にもっと優しくして欲しかったですから。
ひとつだけ気になるのは、愛のあるお叱りが出来ない方も中にはいらっしゃるのかなと言う事です。
以前読んだ本の中に、ある企業の上司が、髪の毛が長い女子社員に向かって、
「髪が肩にかかっているから、まとめて来るように。」
と、注意したところ、
「肩にかかっていませんよ。ねえ、みなさん?」
と、言い返されたので、まぁ仕方がないか。と、おおらかに許したんだそうです。
すると、次の日から別の女子社員たちが次々と大きなピアスを付けて来たり、派手なネイルをして来たりと、影響が後々まで響いたと言う内容が書かれていました。
これを言ったら嫌われるかなとか、言わない方が波風が立たないからやめておこうとか、優しい気持ちは凄く分かるのですが、言うべきことは、言わなくてはいけない事なのですから、言うべき人が言うということは大切な事なのではないでしようか。
それに従うか従わないかは、言われた本人が決めれば良い事なのですよね。
それも、愛情だと思います。
でも、あくまで優しい口調でお願いします。
大切なのは、相手を尊敬する気持ちなのかも知れません。
子供は親を、そして、親も子供を尊敬する。
だって、お互いに外では1日頑張ってきて、家に帰ってホッとしているんですから。
言葉は、癒しの薬にもなりますし、武器もなってしまう。
たまには、喧嘩もするでしょうが、
長く付き合って行く家族だからこそ出来る、
「褒めて認めて、応援する。」
ちなみに私の母親は、私が心理学を仕事としている事を知っていて、自分の悩みを私に相談して来たりします。
そこで私がアドバイスすると、
「そうは言っても、私は違うんだよ!」
と、言われたりします。
いつまでたっても、親は子供を未熟だと思っているんですね。
私も、いつか認められるように日々精進します。