物価高騰など、厳しい現実が押し寄せてきているように思います。
そんななかで、自宅介護をされているご家族は大変だろうと思うんです。
仕事なら、8時たてば現場から離れることができますが、ご家族に終わりはありません。
来る日も来る日も、同じことを繰り返し行う、認知症の方なら、夜間は走り回っているかもしれません
朝になったら、仕事に出かけ、帰宅すれば介護に明け暮れる。
そんなご家族を、訪問看護師をしているときに見てきたんです。
あれから、20年近くが経ちますが、介護の現場は変わっていない気がします。
大変過ぎて退職してしまう方、人が集まらず閉鎖してしまう施設などなど。
ご家族もまた、仕事をやめなければならない(それで閉店したお店も何軒も見てきました)、
認知症のご家族を追いかけ続けるわけにいかないから、生活を削って施設へ出さなければならない、
逆にご近所や御親戚の目があってすべて一人で背負わなければいけない、
認知症の度合いは高いのに身体能力が高いゆえに介護度が低くてサービスが使えない、
本当に大変な部分って、行政は手を出してくれない気がします。
口だけは出す、だから余計に大変さが増すと思うんです。
どうぞ、自分を大切にしてあげる時間も取りながら日々を送ってください。
週一、月1でもデイやショートは使うに限ると思います。でないと休む時間皆無。
普段、介護されてない方は、介護を引き受けて下さってるご家族のために、使って差し上げて下さい。
自分がカツカツになってしまうと、介護している方を叱りつけたり、叩いてしまうことも起こるでしょう。
大きく深呼吸して、自然を眺めてみてください、ろうろうと流れ行く川の音、風に揺れる木々、
きっと、自然からの優しい声が、頑張っているね、休み休みでいいんだよ、と言ってくれると思います。
そしてやっぱり、相談することは大事かと。
民間でも介護に強い相談先は増えています。
抱え込まずに行きましょう。