今タイは洪水で大変なことになってますね。

私は、2回行ったことがあります。

仏教国で、朝ホテルの方などは、

手を合わせてサワディ―カーと

笑顔で挨拶してくれます。

とても信仰心があり、

皆さんよくお寺参りに行かれてますね。


初めて行った時、ちょうどあるお寺のお祭りで、

たくさんの屋台が並んでいました。

ブラブラ歩いておりますと、

向こうの方で、僧侶の方が、

散杖を振って、私を呼んでいるのです。


私は急いでその僧侶の元に

駆け寄りました。

なんでも、お祭りで、高僧の方が、

何人かの僧侶を従え、

来ている方を、加持灑水を

してくれているのです。
私も、加持灑水をしてくれたのです。


そして最初、何を言っているか

わからなかったのですが、

今度は英語で、

あなたはタイ人か?

と聞かれたので、

いいえ、日本人です。

と答えました。

日本人?あなたはどこか違う。

と、その高僧の方に言われました。


実はタイに行く前に父より、

この御守りは、

南方の偉い僧侶には、わかるから、

持っていくように

と言われれてましたので

その父が作った御守りを

持っていたのです。


以前に、この御守りを持って

東南アジアに行った数名が、

高僧の方に会い、

特別扱いをしてもらったというのです。

私自身あまり

信じていなかったのですが、

まさか、あんな遠くから、

私を見つけて呼んでくれるなんて・・・。


父が言うのには、東南アジアの

高僧ぐらいになると、

他の人には見えないものも、

見えるというのです。


この御守りは、父が作りましたが、

あまり誰ばりにはお渡ししていないものです。


昔、それこそ私が、

父と御伴をするようになった頃、

父がこの御守りを作っていたので、

どうしてこんな難しい御守りの

作り方を知ったの。

と聞いたことがあります。

すると父は平然と、

これかー。これは権現さんが出てきて、

こうして、こうして、作れと教えてくれたのよ。

と言ったので、

私も、平然と、ふーん

と答えて、

全然信じてませんでした。

                 続く


            合掌