阪神大震災の被災者としては、いたたまれません
TVで繰り返し流れる津波の被害のような大きな爪痕もさることながら、民家がつぶれてガレキと化した映像に悪夢が甦ります
16年前、私達親子4人もあのガレキの下に埋まっていたのですから…
私達は運良く生還できたのですが、3軒お隣の方はお亡くなりになっておられます
同じタイプの古家が4軒並んでいて、同様につぶされたものの、寝所の位置によって生死が分かれたのでした
1階がつぶれて2階がそのまま下に落ちたので、2階で寝ていたお家の方は助かって、1階で寝ていたお家の方はダメだったのです
そんな中、私達親子はつぶれた階にいながら全員助かったという、奇跡のような生還でした
就寝時だったので上下の布団がクッションになったのと、約3時間というあの状況下では早めに救出して頂いたことが、挫滅症候群にもならず助かったのでした
あの時助けて頂いた皆様には、今改めてお礼申し上げます
被災された皆様
心よりお見舞い申し上げます
私達親子も一からの再出発でした
当然その日から住む家はなく、着るものもままならない状態でした
でも16年経った今も、ちゃんと生活出来ています
何とかなるものですよ
まわりにはきっと支援して下さる人達や機関があるハズです
こんな時は遠慮無くお世話になりましょう
もし自分が手伝えることがあれば、それでお返しをすればいいのです
現況に屈せず、頑張って下さい
笑える日はいつか来ますからね…