2020年。
あけましておめでとうございます。
今日から仕事の方、ご苦労様です。
今年もよろしくお願いいたします。
久しぶりに真面目にブログを書こうかと思います。
まず初めに。
Agent Of Adventure - 君の願いを... -
2019年の最後に僕が出したゲームです。
こちら、よろしくお願いいたします。
(※40代以上のWizardryなどが好きな人に、お勧めをお願いします。)
僕はこのゲームをできるだけ良くしたいので、ユーザーの声(レビューやチャットの発言)に耳を傾けます。
そして、できる限りユーザーが欲しい機能を提供するようにしています。
しかし、ユーザーの声を聞いてもやらない事があります。
それが
「○月○日までに対応します」
という約束事です。
僕が企業をやめて(たまに働いていますが)、企業から得られる報酬を捨てて今の生活を選んだ理由の一つがこれです。
僕は時間にはかなり几帳面で、会社で働いている時に「遅刻」や「早退」どころか会議に遅れるような事もほとんどありませんでした。
その真面目な性格が故に、会社に毎日同じ時間に出社して帰る事がだんだんストレスになっていってしまいました。
毎日同じ仕事をする事ができる性格だからこそなのか、会社に行くのが嫌で嫌で仕方がなくなりました。
しかし、それでもずっと会社に勤めていました。
(僕は20代後半からフリーランスとして働いていますので、正社員ではありません。しかし、フリーランスとして会社と契約していたため、会社員とあまり変わりませんでした。)
その間、僕はずっと考えていました。
この仕事をずっと60歳までできるのだろうか?と。
そして、気がつけば政府は70歳まで働かせようとしていました。
で、僕はその間様々なサービスを作っては「売れないかなー?」と考えて作っては捨てて、また作ってを繰り返していました。
僕が作ったサービスは全く売れず、
「このままだと70歳までこのまま働かなければならない!!!」
と危機感を覚え始めた頃、サービスと並行して作っていたゲームが売れ始めたのです。
昼間は企業の仕事をして、定時に上がってゲーム作り。その後もこのライフスタイルを続けていました。
ゲームを作り始めてから約10年。
僕はついに決断しました。
企業の仕事は請けない
事を。(実際はこの後も請けるのですが、この決断が偉いと言う事です。)
僕は70歳までこの仕事をする事ができないと判断したのです。
しかし、ゲーム作りは70歳までどころかもっと歳をとってもできると思ったのです。
それはなぜか?
僕は時間や人、お金の奴隷(過剰表現です。申し訳ありません。)になって働く事が嫌になったのです。
決められた時間に会社、会議室に向かう事。
決められたお金を貰うために働く事。
人から命令されて動く事。
僕はこれらが嫌になったのです。
もう少し書くと、これからどんどん歳を取って行って若い人に「おじさん、言った通りに出来ないの?」などと言われたくなかったのです。
体力が衰えてから満員電車に乗るのが嫌だったのです。
将来ずーっとこの報酬をもらえるならいざしれず、どんどん報酬が下がっていく事が嫌だったのです。
その一心で働く事で個人でお金を稼ぐと言う事ができるようになったのです。
企業からお金をもらわないと言う判断をしたため、必死になってお金を稼ぐ方法を模索したのです。
・・・と、すいません。
傲慢SE日記の癖で、自分のことをつらつら書いてしまいました。
(三つ子の魂百までですね。僕の芯はあまり変わらないでしょう。)
僕はこのような経緯で独立した働き方をして、少し外から企業や日本を見る事ができるようになりました。
そうして見えてくるのが・・・
日本人の働き方って20年間変わってないのでは?
と言う点です。
使うツールやプログラムは変わりました。便利な道具を手に入れたのになんでみんな朝早くから満員電車に乗っているのでしょうか?
効率良く働くためにツールやプログラムを取り入れているのではないでしょうか?
僕がプログラムを作るときは、
どうすれば効率よくコンテンツを作れるか?
に重きをおいてプログラムを作ります。
なので、企業にいるときは僕は15時には仕事が終わっていました。(しかし、時間に縛られて帰れませんでしたが。)
世の中の便利なツールやプログラムを使えばどんどん効率良くなっていきました。
でも、企業は便利なツールに振り回されているだけで使いこなせている気がしないのです。
そしてこの働き方が変わらないように20年の間、日本の成長はほぼ横ばいです。
僕はこの仕事の仕方を終わらせなければ、令和とともに日本は後進国に落ちると思っています。
みなさまの現場はいかがでしょうか?
令和を生き抜けそうでしょうか?
P.S.
こう書いていますが、僕には会社員ではない事による問題が発生しています。
それは追々ブログに書いて行こうかと思います。
それでは、みなさま。今年もよろしくお願いいたします。