いつも偽りの世界を遊んでいただきありがとうございます。
え?
遊んでないって?
では、これを機会に偽りの世界をお楽しみください!
偽りの世界では
こーんな感じでレトロなRPGを楽しめます!
とっても楽しいです!
そして、かなり意外な結末が待ってます。(RPG至上初だと思う。)
しかし・・・
配信初日に
重大なバグ
が発生してしまいました。
しかも、それを知ったのが配信日の深夜12時・・・orz。
僕はアプリをリリースして、ホッとしたような「ランキングが伸びないなぁ」と初日のドキドキ感を感じてました。
またこの日のようにランキングには入っていなく、150位以降にいました。
「まぁ、仕方ない。寝るか。」
と思ったところに一本のメールが。
「偽りの物語を楽しんでいるものですが、酒場で仲間を増やそうとしてもお金だけ減って増えないんです。」
とのこと・・・。
えぇぇ・・・。
今、12時だよ。
しかし、このメール本当に丁重で
「お時間のある時で構わないので調査していただければと思います。」
と、こちらのことへの気遣いまで。
・・・どうする?
どうする?僕。
やる?寝る?
・・・やることに決めた。
やることに決めたのは、時差だ。
今の時間はクパティーノ(apple本社)は8時。
まだ出社前。
今なら
特急審査
が使えるかもしれない。
そう、この機会を逃すと何日待たせるかわからない上に他のユーザーも同じバグに行き着く・・・。
(連絡をくれた人は他の人よりストーリーが進んでいた。google analyticsは重要!)
そうなる前に!
ということで原因の調査。
原因はすぐにわかった。
3部で導入した酒場の機能が、1部と2部の酒場の機能を打ち消していたのだ。
しっかりテストをしておけば、、、とはいえ一人で作っているからテストが弱いのは仕方がない。
などとブツブツ言いながら5分で原因追求&修正を行い、10分のテストで解決!
しかし、ここからが長かった。
偽りの物語は200MBを超える超大作!
すなわち・・・
コンパイル(Archive作成)に
30分
近くかかるのだ。
※Macbook Airだから・・・というのも事実。
そして、その後Appleへ送信するのに5分。
長い・・・。
そして、Apple内でバイナリの処理をするのに
30分以上
かかる。
結局この時点で約2時間。
バイナリを提出したら今度は特急審査!
アップル様に
「すいません、購入者から先に進めなくて困っているとの連絡をもらってます。お客さんのために早くバイナリを提出したいのですがなんとかしてもらえますか!?」
と日本語と英語の両方でメッセージを送った。
その間にお客さんに
「先ほどApple者へバイナリを送ったので、対応され次第お知らせいたします。」
とメールを送ったところ
「こんなにしっくりくるゲームは今までありませんでした。素早い対応ありがとうございます。楽しみにしてます。」
とのこと。
めっちゃ嬉しいじゃないですか。
・・・とはいえ、今日はこれ以上やることはないので寝ることに。
ドキドキしながら2時半に寝床についた。
そして、6時過ぎに目を覚ました。
ね、眠い・・・ん?
ふと携帯を見るとピコピコ光っている。
まさか!
アップル社からだった。
「今回は特別に1回だけ対応します。もし、リジェクトした場合でも再アップすればすぐに審査キューに回すからね。」
と英語で書かれていた。
キター!
特急審査(Expedited App Review)初成功。
こんな感じで流れていくんだ!?
審査はやっぱりキューになってるんだ!
などと感動してAppleStoreを見ると・・・
おぉ!
1.1リリース
されてました!
めっちゃ眠いけど、めっちゃ嬉しかった。
連絡をくれた方に連絡したらめちゃめちゃ喜んでくれたので、眠いながら対応した甲斐がありました。
(しかも、その後に結果も知らせてくれました。本当に言い方でした。感謝します。)
ということで、結論。
特急審査は1回しか使えないけど、成功すると2時間半(上記のメールは早朝5時過ぎにきていた)でAppleStoreに並ぶ
ウルトラCの大技
でした。
もう僕は使えませんが、お客さんに迷惑をかけている場合はどんな形でお客さんに迷惑をかけているかを切実に伝えると良いと思います。
その前にテストをしてから出す方がいいですが・・・w