リリース間近と言うこともあり、何人もの人が徹夜をしている状況に陥った。
そんななか、俺もある程度遅くまで仕事をやっていた。
21時~22時まで仕事をして、家に着くのは23時~24時と言う俺にしてみれば超ハードスケジュールをこなしていた。
(後にも先にもここより忙しい現場は無かったなぁ。みんなだらけ過ぎてた現場だったなぁ・・・。)
そんなある日だった。
朝の3時に俺の携帯電話がなったのだ。
俺は正直に言って疲れ果てていた。
俺はみんなに比べて体力には自信が無く、このハードスケジュールをこなす為には十分な休息が必要なのだ。
そんな休息の時間を一本の電話で奪われたのだ。
「はい。」
「傲慢SEさんですか?」
「はい。どちらさまでしょうか?」
「現場総監督のNです。」
ん?
Nさん?
聞いたことがあるな・・・。
あ!
最近降格してこの現場に来たプロパーさんか。
(結構大きい会社のお偉いさん⇒降格したのでまぁまぁ偉い人って所かな。)
「傲慢SEさんのプログラムでバグが出た模様なので至急来てもらっていいですか?」
との事。
バグと聞いて気が動転していたのか、俺は急いで支度を整えて会社へ向かった。
向かった・・・って電車無いし。
そんな中、俺の異変に気づいた俺の彼女が職場まで送ってくれることに。
朝方で眠いのにありがとうございます。
車の中で俺は少し冷静になった。
さっきの電話では詳細を聞いていなかったのだ。
・・・どこにバグが発生したのだろうか?
正直に言って、俺はプログラム能力にはかなりの自信がある。
これは新人時代から変わっていない。
バグが無いとまでは行かなくても、殆どバグの無いプログラムを作れるレベルである。
なんていうか、
俺の言うバグとは仕様の認識誤りである
と言うレベルだ。
そんなレベルで深夜に呼び出される程のバグが発生するのだろうか。
余程勘違いした仕様認識の誤りだろうか?
いや、Nさんは「動かない。」と言っていた。
と言うことは、何かしらの致命的バグである。
果たして俺は朝の4時半頃に現場へついた。
そして、Nさん達に挨拶をしてプログラムを確認した。
確かに動かない。
しかし、おかしい。
なぜなら、バグが出ているのは俺の担当部分ではないからだ。
俺の担当部分は他のところだ。
これをNさんに伝えようかと思ったがやめた。
もう来てしまったのだから、人のプログラムでも原因を追究することにしたのだ。
そう俺は、
オタリーダー
のプログラムを解析していった。。。
解析したところ、こんなプログラムを発見した。
if (i == 0) {
のようなプログラムだ。
調べた結果ここで正しいプログラムは
if (i != 0 ){
である。
真偽が逆になっているのである。
俺は、それをNさんに報告した。
そして、人のプログラムなので改修することは出来ない事を伝えた。
「そっか。じゃぁ、Nさんが来るまで待つことにしよう。」
・・・って。
おい。
誤って俺を呼んだ詫びは無しか?
あと、そんなに悠長に構えれるなら深夜に俺を呼び出さなくてもいいんじゃないのか!?
突っ込みどころは満載だった。
そして、オタリーダー・・・。
こんな初歩的な間違いするなよ!
ちょっと動かせば直ぐに分かるじゃねーか。
こんなことで俺の手を煩わせないでくれ。
この後、オタリーダーが謝ったことは言うまでもない。
オタリーダーは仕事は微妙だが、良い人であることは間違いないのだ。
でも、こんな出勤は二度としたくない。
P.S.
みんなが徹夜していることが楽しそうだったので、この後、自分も一度くらい徹夜をしてみたいと思い徹夜をするつもりで会社に出勤しました。
そしたら、その日に限って誰も徹夜をしなかったので私一人で寂しく夜を明かしました。
全然楽しく無い一夜でした・・・。
そんななか、俺もある程度遅くまで仕事をやっていた。
21時~22時まで仕事をして、家に着くのは23時~24時と言う俺にしてみれば超ハードスケジュールをこなしていた。
(後にも先にもここより忙しい現場は無かったなぁ。みんなだらけ過ぎてた現場だったなぁ・・・。)
そんなある日だった。
朝の3時に俺の携帯電話がなったのだ。
俺は正直に言って疲れ果てていた。
俺はみんなに比べて体力には自信が無く、このハードスケジュールをこなす為には十分な休息が必要なのだ。
そんな休息の時間を一本の電話で奪われたのだ。
「はい。」
「傲慢SEさんですか?」
「はい。どちらさまでしょうか?」
「現場総監督のNです。」
ん?
Nさん?
聞いたことがあるな・・・。
あ!
最近降格してこの現場に来たプロパーさんか。
(結構大きい会社のお偉いさん⇒降格したのでまぁまぁ偉い人って所かな。)
「傲慢SEさんのプログラムでバグが出た模様なので至急来てもらっていいですか?」
との事。
バグと聞いて気が動転していたのか、俺は急いで支度を整えて会社へ向かった。
向かった・・・って電車無いし。
そんな中、俺の異変に気づいた俺の彼女が職場まで送ってくれることに。
朝方で眠いのにありがとうございます。
車の中で俺は少し冷静になった。
さっきの電話では詳細を聞いていなかったのだ。
・・・どこにバグが発生したのだろうか?
正直に言って、俺はプログラム能力にはかなりの自信がある。
これは新人時代から変わっていない。
バグが無いとまでは行かなくても、殆どバグの無いプログラムを作れるレベルである。
なんていうか、
俺の言うバグとは仕様の認識誤りである
と言うレベルだ。
そんなレベルで深夜に呼び出される程のバグが発生するのだろうか。
余程勘違いした仕様認識の誤りだろうか?
いや、Nさんは「動かない。」と言っていた。
と言うことは、何かしらの致命的バグである。
果たして俺は朝の4時半頃に現場へついた。
そして、Nさん達に挨拶をしてプログラムを確認した。
確かに動かない。
しかし、おかしい。
なぜなら、バグが出ているのは俺の担当部分ではないからだ。
俺の担当部分は他のところだ。
これをNさんに伝えようかと思ったがやめた。
もう来てしまったのだから、人のプログラムでも原因を追究することにしたのだ。
そう俺は、
オタリーダー
のプログラムを解析していった。。。
解析したところ、こんなプログラムを発見した。
if (i == 0) {
のようなプログラムだ。
調べた結果ここで正しいプログラムは
if (i != 0 ){
である。
真偽が逆になっているのである。
俺は、それをNさんに報告した。
そして、人のプログラムなので改修することは出来ない事を伝えた。
「そっか。じゃぁ、Nさんが来るまで待つことにしよう。」
・・・って。
おい。
誤って俺を呼んだ詫びは無しか?
あと、そんなに悠長に構えれるなら深夜に俺を呼び出さなくてもいいんじゃないのか!?
突っ込みどころは満載だった。
そして、オタリーダー・・・。
こんな初歩的な間違いするなよ!
ちょっと動かせば直ぐに分かるじゃねーか。
こんなことで俺の手を煩わせないでくれ。
この後、オタリーダーが謝ったことは言うまでもない。
オタリーダーは仕事は微妙だが、良い人であることは間違いないのだ。
でも、こんな出勤は二度としたくない。
P.S.
みんなが徹夜していることが楽しそうだったので、この後、自分も一度くらい徹夜をしてみたいと思い徹夜をするつもりで会社に出勤しました。
そしたら、その日に限って誰も徹夜をしなかったので私一人で寂しく夜を明かしました。
全然楽しく無い一夜でした・・・。