毎回のことなのだが・・・。

チーム内での情報共有が出来ない。


正直、今回のプロジェクトも前回のプロジェクトも人柄の良いマネージャーと仕事をしている。

精神的には楽である。


しかし・・・


相変わらず情報共有がされない。

マネージャーの仕事をPMBOK(ピンボック)の視点から書くと以下の項目の管理が出来ることだ。


・スコープ(開発の目的とその管理)

・タイムスケジュール

・コスト管理

・品質管理

・人的リソースの管理

・コミュニケーション(コミュニケーションの方法と適用シーンの決定)

・リスク管理

・調達管理

(※PMBOKに関しては勉強中なので深く理解していません。間違い等ありましたらご指摘願います。)


情報共有がされないと言うことは、PMBOKの中のコミュニケーションが欠落していると言うことだ。

そして、この情報共有が出来ない状態が長く続くと


・スコープ

・タイムスケジュール

・コスト管理

・品質管理

・リスク管理


に大きく影響を与えるのでは無いだろうか?


さて、今回も前回もマネージャーが共有しなかった情報は同じだった。

それは


マネージャーが得た情報のフィードバック


だ。

もちろん、全てフィードバックする必要は無い。

メンバーに必要とされる情報だけで十分だと思う。


何故それが出来ないのだろうか?

正直簡単なことだと思うのだが・・・。


これについて少し考えた結果得た答えがある。

それは・・・


誰にどの情報が必要であるかを判断できない


という事とと、


自分の仕事が忙しくて時間が割けない


の二点であると言うことが私の出した答えだ。

マネージャーが得た情報について、マネージャーがどこで得た情報を使うのかを判断できなければメンバーに告知されることは無いのだ。

そして、どこで得た情報が必要かを判断するためには業務スキルと技術スキルが必要な場合がある。

そのスキルが足りなければ得た情報を流すことが出来ないのに納得が出来る。

(※その得た情報にどれだけ価値があるかをマネージャーが気づいていないのだ。)


もう一つは自分が忙しくて情報共有する時間が無いと言うこと。

これは、マネージャの仕事として一番やってはいけないことなのではないだろうか?

マネージャー自身が忙しくなって情報が塞き止められれば、メンバーには情報が流れ無いためメンバーの仕事まで遅延させてしまう場合があるのだ。

(もしくは、やり直さなければならなくなる可能性があるのだ。)


で、結局・・・。

私が動くことになりました。

前回も今回も同じようなポジションに居ます。


業務や技術的に必要な情報は私が会議などに参加してフィードバックすることになりました。

マネージャーは自分の作業(今回はドキュメントのチェック作業)に没頭しているところも前回と似ています。


前途多難


です。

プロジェクトを進める上で一番重要なのは情報共有の気がするんだけどなぁ・・・。

コミュニケーションの基本にもなりそうだし、進捗にも影響与えるし・・・。