本カテゴリーは手続き型言語になれている人がどうやったらオブジェクト指向を理解できるのかを考えて書いている記事です。

多少の言語知識があることを前提に進めます。


オブジェクト指向の説明って難しい。

と言うことは理解も難しい。


と言うことで、どうやって勉強すればオブジェクト指向が身につくのかを考えていこうと思う。


タイトルには講座と書いたが、実際には実体験を元にこう考えればいいのでは?

といった内容で進めようと思う。


では実際にオブジェクト指向の勉強の方法についてだが・・・

私はどのようなものでも勉強するときに次の事を考える。


その技術(方法等)は何故必要なのか?何故産まれてきたのか?


闇雲に勉強をするよりも、その技術で何が出来て、何故便利なのか、どんな経緯で産まれてきたのかを自分なりに整理することが大切だと思う。(*1)


さて、上記を年頭にオブジェクト指向が何故産まれてきたのかを考えてみよう。


従来のプログラムは手続き型言語と言われることが多く、上から下にプログラムは実行されていく非常に分かりやすいものだ。

しかし、オブジェクト指向はどこからどこに実行されるのかが分からない。


これでは、まったくメリットが無いように思える。


この知識だけで

・プログラムの可読性が良い

・コードの再利用がしやすい

・メンテナンスが行いやすい


なんて言われても


何で??


となるでしょう。


と言うことで、一つ一つの紐を解きながらオブジェクト指向の良さ、悪さを考えていきましょう。


次回はオブジェクト指向が何故産まれたのかを考えていこうと思います。(*2)


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*1・・・あくまで、私の考えです。時とともに考えは変わるかもしれませんがご了承ください。

*2・・・実際に産まれてきた理由ではなく、あくまで個人的見解であって、考え方を説明する形です。