第8話 皆で海に | SYOTTAのブログⅢ

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主にショタっ子の尿系のお話をメインとしたショタっ子のお話や絵などです。

 照りつける日差しにほとほとまいっている世間の大人たちを尻目に、子供は


元気なものです。中でも夏といえば彼である。


剣「すげー、海広ーい」


永「当たり前だろ、海なんだから」


剣「感動の少ないやつだな」


永「オレは剣や薫みたいにお子ちゃまじゃないからな」


薫「おい、誰がお子ちゃまだって」


剣「そうだ、薫はともかく何でオイラが・・・」


薫「おい、聞き捨てならねーな、お子ちゃまはお前だろうが!」


剣「何だと、オイラのどこがお子ちゃまだ!」


永「二人共立派なお子ちゃまだよ」


剣・薫「そういうお前はどこがお子ちゃまじゃないんだよ」


永「見れば分かるだろ、冷静沈着で頭脳明晰な永輝くんだぜ」


剣「頭脳面積ってなんだ?」


薫「面積じゃなくて明晰な、なんつーか、頭がいいってことだ」


剣「頭ならトムの方がいいよな」


薫「ああ、それは間違いないな」


永「うるせーよ、だいたい・・」


剣「おい薫、早く着替えて海に入ろうぜ」


薫「そうだな」


永「あ、おい聞けよ」


 剣進と薫は永輝をほっとらかしにして更衣室へ着替えに行った。


剣「よし、着替え終わり」


薫「お、お前早・・・あ!」


剣「オイラ先に行ってるからな」


 剣進は一目散に砂浜に走って行った。砂浜に出た剣進に強い日差しが降り注ぐ。


剣「海の日差しは強いな」


 剣進が夏の海の日差しを浴びて海を噛み締めていたとき・・・


薫「剣、お前海パンに着替えてないぞ」


rrうぇ


剣「え・・・・おっ!」


 剣進は自分が海パンを履かずに白ブリーフ一枚でいることにようやく気付いた。


剣「・・・めんどくさいからオイラこのまま・・・」


永「早く戻って着替えろ、オレ達が恥ずかしいだろ」


 剣進は渋々更衣室に戻って行ったのだった。


ちなみにトムとリッキーはアメリカに行っております。