「あ、忘れてた」
「ん、どうしたんだ守?」
「うん、僕帰りに薬局に寄って買い物しなくちゃいけなかったんだ」
「薬局ならここからそんなに遠くないし、皆で行くか」
「うんう、今日は寒いし、2人は先に帰って。それじゃ」
「相変わらず遠慮深い奴だ」
「誰かさんも見習うべきだな」
「そうだな、誰かさんも・・・・・って、それオイラじゃないだろうな」
「さあ、どうかな」
「光希!!」
「はははは」
「まったく、そりゃあオイラは光希に宿題見せてもらったり、守に忘れ物を届けて
もらったり、おやつを分けてもらったりしてるけど」
「やっぱりお前はもう少し遠慮しろ」
そんな話をしている間も雪は降り続き、積雪量は増えていった。
「このまま降り続いたら、明日は凄いことになるな」
「本当か?かまくらとか作れるか?」
「このまま降り続けばな」
「いよっし!!」
剣吾は思わずガッツポーズをした。
「オレはあまり積もってほしくないな」
「何でだ?」
「登校するのが大変になるだろ、道がべちゃべちゃになったり、雪で歩きにくく
なったりしてさ」
「夢の無い奴だな」
「オレは現実的だからな」
「そんなことじゃあ、クリスマスはサンタさん来なかったんじゃないのか?」
「サンタ?」
「オウ、オイラの家には来たぞ。今回もオイラの願い通り、ケーキバイキングのチケット
だったぞ、父ちゃんがちゃんとサンタさんに頼んでくれたんだ」
剣吾は嬉しそうに話した。
「そうか、オレの家にも来てくれたぞサンタさん。プレゼントは天体望遠鏡だったよ」
「そっか、サンタさん来てくれてたんだ、よかったじゃん」
「ああ」
(こいつ6年生でまだ信じてるんだな、オレにもこんな風に純粋に物事を信じられる
性格だったら・・・・・)
「どうしたんだ光希?」
「え、いやあ、何でもないよ・・そうだ、明日積もったら、守も呼んで一緒にかまくらを
作るか」
「よし、明日が楽しみだな」
「しかし剣吾、前から聞きたかったんだけど、寒くないのか?」
「さっきも言ったけど、子供は風の子なんだ、このくらいの寒さ何かへっちゃ・・・・
ブアクシュイ・・・・ほんの少し寒いだけだ」
「剣吾は強いな」
「オウ、オイラは強いぞ」
いつもの坂道にたどり着いた。家まで残り10分くらいの場所だ。しかしいつもと様
子が違う。
「あ、見ろよ光希、事故だぞ」
そこには数台の車がぶつかり、道を完全に塞いでいた。
「この雪だからな、スリップでもしたんだろ」
「どうする、これじゃあ、この道通れないぞ」
「しかたないな、回り道するか」
「これじゃあ、後30分以上かかるな」
「まあ、しょうがないさ」
2人は回り道をして家に帰ることにした。回り道を始めた直後のことだった。
(まずい、シ○コしたくなってきた)
この寒さと、さっき飲んだドリンクが、光希の膀胱を支配し始めていた。光希が少し
そわそわしているのに剣吾が気付いた。
「どうした光希?」
「え?」
「何か落ち着かないな」
「そうか」
「・・・・・もしかして、ショ○ベンしたいんじゃないのか?」
「え、いや、別に・・・」
「ショ○ベンなら、その辺でしちゃえよ。この辺はあんまり人もいないし」
「ば、バカ、そんなこと出来るわけないだろ」
「我慢は体に毒だぞ」
「もう小6だぞ、恥ずかしくてその辺で立ちションなんかできるわけないだろ」
光希は、少し顔を赤らめながら言った。
「オイラは全然平気だけどな」
「こういうときは、お前が心底うらやましいよ」
それから10分、光希は近くに公園がないかキョロキョロしながら歩いていた。
「光希、この辺にトイレはないぞ、公園だって、オイラ達の家よりも先にあるんだから」
「家まであと15分くらいだよな」
「うん」
「なんとか我慢できそうだ」
(我慢なんかしないで、その辺ですればいいのに・・・・・)
しかし、降りしきる雪の中、光希の尿意はどんどん強くなっていった。
(まずい、もうあんまり我慢できそうにない)
走り出してしまえば、振動で漏れてしまいそうだった。
「なあ、剣吾・・・・・オレもう限界かも」
「もう立ち○ョンしちゃえよ、光希は頑張ったと思うぞ」
光希は、顔を赤くしながら、周りに人がいないのを確認して、すぐそばの電
柱の方に小走りで向かって行った。
ジィィィィィィ~、光希はズボンのチャックを下ろし、立ち○ョンの態勢に入った。
「剣吾、途中で人が来たらまずいから、オレの後ろに立って隠してくれよ」
「はいよ」
「あっ、光希人が来たぞ」
「えっ」
光希は慌ててチ○チンをしまい、チャックを上げた。
「へっへっへ~、嘘だよ~ん」
「お前な~」
「ゴメンゴメン」
「まったく・・・・・」
光希は再び立ち○ョンの態勢に入った。年齢よりは大きい光希の立派なチ○チン
が、雪の降る町でチャックから顔を出した。
「デカッ!」
「わっ!なに見てるんだよ、あっち向いててくれよ」
「しかし相変わらずでかいな、羨ましい」
「オレは嫌だけどな、むしろ小さいサイズの剣吾のチ○チンの方が・・・」
「・・・どうせ小さいよ、オイラ気にしてるのに・・・」
剣吾は拗ねてしまった。
「あ、悪い、ゴメン、ちょっとからかっただけだよ」
「フンだ、オイラ先に帰っちゃおうかな」
「わぁ、悪かったって・・・じゃあ明日給食のおかず剣吾の好きなやつあげるよ」
「本当か、それなら許す」
「まったく・・・」
光希は再び放尿大勢に入った。
(早くでてくれよ)
チョロチョロチョロ
ようやく光希のチンチンから、勢い無くオ○ッコが出始めた。最初こそ勢いの無かった
光希のオ○ッコも、出始めると徐々に勢いが付き、すぐに勢い良く淡黄色のオ○ッコが
大量に出始めた。
ジョジョジョジョジョ~
「おおー、スゲー音だな」
「わっ、音聞かないでくれよ」
「仕方ないじゃん、聞こえちゃうんだから」
「おい光希、今度は本当に人が来たぞ」
「剣吾、オレをしっかり隠してくれよ」
「まかせとけ、でも光希は恥ずかしがり屋さんだな」
「普通は恥ずかしいんだよ」
剣吾は、立ち○ョンしている光希を隠そうとしたが、元々身長が光希より低いので、
残念ながら、あまり隠せていなかった。
暫く出続けた光希のオ○ッコも無事終わり、チンチンを振って滴を切り、ズボンに
しまった。
「剣吾、サンキュー」
「よし、お礼に何か奢ってくれ」
「何だよ、給食のおかずあげるんだからいいだろ」
「ハハ、冗談だよ」
光希が雪の上に残した黄色い後も、降り続いた雪がすぐに覆ってしまうのだった。
おしまい
≫服部さん、コメントありがとうございました。今回の光希は結構頑張ってます(笑)
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