スペイン単独旅行の為、更新が滞ってしまい申し訳ない。
しかし時差ぼけの影響により私の生活リディムは完全にぶっ壊されてしまった。
日本人が起きている時間に睡魔に襲われ、眠っている時間に脳の活動が開始されるという逆転っぷり。
そのせいで溜まっていた新聞を読んだり本を読む時間が激増したので、ガッツリ知的レイヤーを上げていっております。

今回は
山崎元『エコノミック恋愛術』ちくま新書、2008。

なんでこの本を買おうと思ったのか、起源が思い出せないのだが、確か京大近くの本屋を回りまくって、結局大垣書店で「あった!」となって感動したのを記憶しているので、なんかで勧められたんだろう。

日本を出る前に読み終えたかったのだが、色々なことが重なってしまい途中になってしまった。
んで、読み終えた感想。

面白いけど、ためにはならない!笑
分かりにくい経済学を恋愛に置き換えることで、非常に読みやすい一冊に仕上げた筆者はかなりの切れ者だという印象を受けた。
自分自身ももっと経済学を勉強してからこの本を読み直せば、かなり理解度が深まるっぽい。
ただ、やっぱり男女の問題を扱うので、一般書籍として売り出す際には偏った受け取られ方をされないようにした配慮が随所に見受けられたし、おそらくこの本自体もかなりの推敲をされたと思われる。
まぁ自分は男だから何のバイアスもなく読めたけど、女性が読む場合、不快に思うかもしれない。
というわけで女性にはおすすめしにくい一冊です。