猛暑日が続きますね。。

 

そんな中、DAIKIN(ダイキン)エアコンリモコン(ARC446A1)の

『切タイマー』機能だけが操作出来なくなりました。

 

何かしらの原因によるパターン部の接触不良が原因と推定。

分解魔の私は、早速修理の為に分解!

 

基板のパターンを確認すると、白丸部のパターンが

切れていました。

 

拡大すると、白線部分のパターン(①②③部)が切れています

 

原理的には①②③を復元(つなぐ)すれば良いだけ。

では、いよいよ修理です。

 

◆修理その1

 ・方法:アルミホイルを使って、パターンをつなぐ。

     ①は諦めて、②③だけををつなぐ

 ・結果:×

  

 ・失敗の推定原因:

   アルミニウムの導電率は銅の60%なので微小電流が

   流れない。

   ①を復元していないため、必要電流が流れない。

 

◆修理その2

 ・方法:銅の編組(へんそ)線を使って、パターンをつなぐ。

     ①は諦めて、②③だけををつなぐ。

     銅の編組線は半田吸取線を利用。

      

 

 ・結果:×

  

   ・失敗の推定原因:

     ①を復元していないため必要電流が流れない。

 

うーん、、基板上で①復元することはちょっと無理そう。。

さて、どうする。。

 

閃きましたビックリマーク逆転の発想です。

 

◆修理その3

 まずやった事から。 

スイッチのラバー側に銅編組線を詰めました。

 

スイッチを押すと、下図の黄色と青色接点部全体に

この銅編組線が接触し、黄色と青色に導通が生じ

電気が流れます。

結果:○

無事に修理(『切タイマー』復活)できました!!

 

注意したことは、銅編組線が常時基板接点に触れないように

スイッチ側に押し込んだ事ですかね。

 

皆さんも修理する場合は自己責任でね^^