僕の仕事はいろんな側面を持っているが

昨日、同業者の方とお話した際に

こんな話になった。

 

「職業訓練に通う人の疾病率(特に精神)がとても高まっている。

そして、発達障害の割合も高くなり続けている。

生活を理由に通う人も増え続けている。」

 

僕達だけではなかったんだなと

再認識する結果になった。

 

僕の業界ははっきり言って「数の奪い合い」の業界だ。

 

僕のような「みんな仲良く」とか

「みんな大好き」なんて言ってるやつは

はっきり言って異質だ。

 

そんな中で昨日は、顔を合わせるごとに

気さくに話しかけてくださる同業者の方と

情報交換する機会を頂いた。

 

 

僕らの仕事は、

日本が抱えている貧富の差の問題や

高齢化社会、人材不足などと最前線

真っ向から、後方支援もままならないまま

戦っている。

 

 

横で一生懸命戦っている仲間(同業者)が弾切れになっても

自分の弾丸を分けることもできない。

 

挙句の果てに助ける対象の受講生に

背中から撃たれることも頻繁にある。

 

 

 

・・・でも、僕はこの仕事が好きだ。

 

僕の先生は

「経営者を一人にしない」ことを

僕に叩き込んだ。

 

人を育てることの魅力も教えてくださった。

 

だから僕は、経営者を一人にしない社員を

一人でも多く育て上げたいと思っている。

 

地域に僕たちの知識や技術が浸透し、多くの会社や地域の

力になるのなら、この仕事に意味はある。

 

人がその人らしい仕事と人生を手に入れられる

その手伝いをずっと続けていきたい。

 

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今日も先生の遺した言葉に手を合わせて

行ってきます。