再生核研究所声明 445(2018.8.15): 平和を希求して ― How to | Institute of Reproducing Kernels

Institute of Reproducing Kernels

色々な事を書きます。マイペースで書きます。

再生核研究所声明 445(2018.8.15): 平和を希求して ― How to

 

平和を願っている、それにも関わらず世界史は戦争の歴史であると言われるように戦いが収まらず、続いている。どうしたら戦争を無くすことができるでしょうか。願いは有っても どのようにしたらの考察が世界的に足りないのではないだろうか。戦争を無くして 美しい世界を作るにはどうしたらよいか、考察したい。それにしても 世界に平和研究所があまりにも少ないのではないだろうか。

ところが世の人間関係の基本は 実は 簡単で 声明1の 次の公正の原則 にあると考えられる:

平成12年9月21日早朝,公正とは何かについて次のような考えがひらめいて目を覚ました.
1) 法律,規則,慣習,約束に合っているか.
2) 逆の立場に立ってみてそれは受け入れられるか.
3) それはみんなに受け入れられるか. 
4) それは安定的に実現可能か.
これらの「公正の判定条件」の視点から一つの行為を確認して諒となればそれは公正といえる.

 

人びとがそれらを理解できる能力、意志を持てれば 実際世界の平和は意外に簡単で、世の中は相当に明るく、美しくなるのではないだろうか。そこで、ここではさらに平和の問題の考察を深めたい。もちろん、歴史が示しているように難しい問題であるが、まずは 人は 道理を理解できる素養をもつことが大事ではないだろうか。相互理解、対話にも 共通の言語、道理が 必要である。世には道理、秩序が存在することを学ぶには 数学の教育や物理学の基礎の学習は 非常に 大事ではないだろうか。それらは、人間を越えて 共通の言語になり得る。嘘をついたり、だましたり、強い自己中心や仲間優先、えこひいき、身勝手、弱肉強食、などが横行すれば、世界は地獄と変わらない野蛮な世界に逆戻りしてしまう。

世界を見れば、微妙なバランスこそ 大事で、共感、共鳴、共生の精神こそ 大事ではないだろうか、本来の人間の喜びや感動、生きて居る意味もその辺から湧いていることに気づくだろう。生命は 同じ哀しい運命を生きて居る はかない存在であることを知ることも、共感、共鳴の素になるのではないだろうか。

これらはもっともなことであるが、平和の具体的な問題は 国家間の争いである。

誰でもどこの国でも自国の安全と秩序は 国家の重要事項である。そこで、ひとり自国の安全保障のためとして軍備増長を図れば、必ず相手国も反作用で軍備増長を強め、軍拡が自国の平和に有効とは言い切れず、反って危うくする危険性があるのではないだろうか。それも膨大な犠牲を払い、相手にも犠牲を強いてである。 それゆえに自己中心の安全構想は慎重に行う必要がある。専守防衛を掲げて努力することは 当面は賢明な在りようではないだろうか。人類 は軍拡競争で自滅した愚かな生物であった、地球のがん細胞的な存在であったとはなりたくはない。

作用、反作用の法則をしっかりと理解したい。

戦争の原因が時の権力者の権力維持や過てる政策の結果 大義のない無意味な闘争に明け暮れていたのは、国家権力が確立する以前に相当広く行われてきた現実で世界的にあり、権力闘争の結果の戦争は 実は多い。そこで、どうしたら、良き権力者を選出できるかは、今後の重要な課題ではないだろうか。民主主義国家では選挙の問題、過程が問題として問われるが、国民投票によらない、自由な意思表示ができないような国家では、大きな根本的な問題が存在する。そのような国家では、国民は盲目的に従わなければならない体制になっているからである。しかしながら、国家をささえるのは 国民の総体であるから、国民の自覚と平和を希求する努力が大事ではないだろうか。

以 上2018.8.13.15.14

2018.8.13.16:45

2018.8.13.18:29 3日続けて夕立。 小鳥たちが沢山。

2018.8.13.22:14 良い。

2018.8.14.05:29 良い。 涼しい虫の鳴く朝。

2018.8.14.11:20 良い、盛夏、異常に暑い夏の復活。

2018.8.14.14:30 良い。

2018.8.14.22:17 良い。すっかり涼しくなる。

2018.8.15.05;10 良い完成できる。鈴虫、すっかり秋の感じ、ひんやりの朝。

2018.8.15.05:30 完成、公表。