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「花子とアン」仲間由紀恵の人気が急上昇!目が離せない理由とは

2014年08月07日 09時01分
提供:女子SPA!
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「花子とアン」仲間由紀恵の人気が急上昇!目が離せない理由とは
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「花子とアン」公式HPより


3月から始まった朝の連続テレビ小説「花子とアン」(NHK系)。なんと、放送開始から18週連続で瞬間平均視聴率が21%越えを記録しているんだとか。前前枠の『あまちゃん』、前枠の『ごちそうさん』に続き、またもや朝ドラ“アタリ”の様子。物語の主人公は、吉高由里子が演じる村岡花子という女性。この花子さんという方、児童文学の金字塔「赤毛のアン」を最初に翻訳した人物なんだそうです。
「花子とアン」は、そんな花子さんの波瀾万丈な半生を描いたドラマ……のはずなのですが、ここに来て一部視聴者の間では「主人公、(仲間由紀恵が演じる)蓮子にバトンタッチしてない?」とささやかれているんだそう。
一体どういうことなのでしょうか。「花子とアン」を欠かさず見ているという方々に話を聞いてみると、

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●「蓮子さんが登場してから、花子のエピソードが少なくなった気がする」(20代女性)

●「蓮子さんの政略結婚からの駆け落ちはハラハラしたし、続きが気になった。花子のほうは仕事も恋もすんなり手に入れた印象があって、問題なく終わってしまったのが残念だった」(40代男性)

●「全体通してみても、蓮子さんのほうが波瀾万丈な人生でドラマチック」(20代女性)

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というように、第4週から登場した仲間由紀恵さん演じる蓮子が、かなりクローズアップされているようなのです。中には、『「花子とアン」から「蓮子物語」になってきてる』(20代女性)なんて声も。

「仲間由紀恵さん演じる蓮子は、準主役というポジション。制作サイドは当初から、女の友情を描くため彼女にもスポットを当てると公言していました。なので、蓮子が目立つように見えるのは当然なんです」
というのは、朝ドラに詳しいシナリオライターのY氏。しかし、蓮子が目立つ要因は、演出や脚本だけではないと言います。

◆キャラにハマった仲間。一方、吉高は……

「まず、キャスティングが絶妙だった。パッと画面を見たときに否応なしにひきつけられてしまう存在感が仲間さんにはあります。束髪と呼ばれるヘアスタイルと着物が大変似合っていて、堅い声や演技が伯爵家のお姫様という役柄にもぴったり合っている。
彼女は容姿が美人すぎることもあり、普通のOL役を演じると逆に浮いてしまうこともあるのですが、今回は大成功だったと言えるでしょう。
また、最近の女優さんによく見られる、ファンを獲得するために親しみやすさを押し出そうとする手法。『私はこんなに庶民派なんですよ~』って。
言葉は悪いですけど、あれは女優としての品を落とすだけなんですよね。仲間さんにはそれが全くないから、見ている人は“品”のある彼女の演技に釘付けになるんです」
ブログやTwitterをする女優さんに対しても「私生活を明かすのはナンセンス」と苦言を呈するY氏。時代に流されることなく、プライベートをほとんど明かさない仲間さんの女優然とした態度には敬服するという。
「それにしても、花子はちょっと地味すぎる印象がありますね(苦笑)。事実に基いて描かれているので仕方ない部分もあるとは思うのですが、もうちょっとフィクションを交えても良かったんじゃないですかね。先日は節目になる事件として、関東大震災の発生が描かれていましたが、そこでも花子の見せ場は特にナシ。むしろ、愛する人を失った妹のかよのほうにスポットが当たる形になっていて、ちょっと拍子抜けしました」
存在がやや薄めになってしまった花子ですが、物語はこれからが佳境。「赤毛のアン」と出会い、翻訳に挑戦する花子にどんなドラマが待っているのでしょうか? はたして、どちらが真の主人公として活躍するのか、見続けていきたいところです。

<TEXT/北条マサ子(清談社)>

●連続テレビ小説「花子とアン」公式HP http://www.nhk.or.jp/hanako/
http://news.ameba.jp/20140807-120/

再生核研究所声明170(2014.7.25)
NHK連続テレビ小説「花子とアン」― 蓮子様の気持ち

(再生核研究所声明に関心を抱く人から、最近の朝ドラの展開について 所見を求められたので、纏めてみることにした)
まず、NHKのドラマ制作の能力は 実に素晴らしく、どうして、あのように美しい画面、演出ができるのか不思議で、不思議で仕方がない。朝ドラ、大河ドラマ ともに実に素晴らしく、見るのが楽しく、楽しみにしている。俳優さんたちの演出も上手く、神秘的である。もっとも、楽し過ぎて、そのような虚像にうつつを抜かしていて良いものかとの気持ちも湧くが、適当に楽しみと心得れば、良いのではないだろうか。生活のはりにもなる。
ところで、今回の状況は、時代背景を異常に美しく表現しているが ― 実情は相当に貧相しいものではなかったろうか ―、恋の在りようについての課題が大きな比重を占めて来ていると言える。恋は 再生核の元であり、人生の大事であるから、再生核研究声明でも真剣に取り上げて来ている:

再生核研究所声明 36 (2010.5.14): 恋の原理と心得
再生核研究所声明 124(2013.8.20):恋の機微 - 恋の極意
再生核研究所声明159(2014.5.28):恋する男女は強い - 何故か?

今回の展開は ありふれた小説の題材で、いわば定番の展開であるから、全人生や社会との関係で 状況の理解と在るべき在りようは 明瞭にみえる。
その前に、上手く展開した花子様の例は、恋の原理、恋の機微にしたがって、恋の目覚めに始まって、順調に進んだのであるから、ハッピィーとして、評価すれば良い。世に言う、おめでとう という 祝辞を送りたくなる。― 関係者達は、それぞれに素晴らしい人たちに見える。
さて、蓮子様は 恋に目覚めず、空しい、息苦しい10年間を送ったと告白されている。 結婚生活を長く続けていても、そのような例は、世に多いとされている。子供ができれば、恋を越えて、新しい段階に進むのが世の常であるが、このように子を儲けない場合には、よりそのような可能性を高める状況が有ると考えられる。他方、石炭王嘉納 様は、大事に、大事にしてきたのに、結果について無念を表明している。娘のように、御飾りもののように 大事にされて来た様子が伺える。 家を中心とした古い社会のこと、蓮子様が 愛や、恋に目覚めることなく、嫁いだ状況は 当時は やむを得ない状況であると考えられる。ところがふとしたことから、恋に目覚め、一身を掛けたいとの熱情が湧いて、男女の愛に生きたいと決断、反社会的な駆け落ちの事態を迎えた。
人生の意義は 感動すること にあると、人生の基本定理は述べている、また、最も大事なこと、人類の存在は 如何なるものをも 超えている を考えれば、蓮子様の行為は諒として 判断されるべきであり、多くの女性の共感を得るだろう。そのとき、ぼんやりと人生とは何か、どの様な意味があるかと、回想するだろう。
他方、女性の気持ちを理解できなかったこと、恋の本質、女性の本質的な存在を理解できなかったことは 嘉納氏の大きな過ちであるが、このような事態になっては 大いに反省するとともに 愛する女性の新しい人生を暖かくみて、逆に協力、援助などを行うべきである。花子さんの ご主人の元奥様の 大きな愛に 学ぶべきである。
恋は 人生の大事ではあるが、恋だけが 人生ではなく、人生にはどんどん先があり、より高い精神的な段階があり、人間としての精進を志向して、まこと人物たる人間になるように成長を志向すべきである。

以 上


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