鎌倉 天空のカフェ 「樹ガーデン」閉店後 続報! | 湘南オヤジのブログ

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鎌倉市常盤で「天空のカフェ」として親しまれてきた「樹(いつき)ガーデン」が昨年12月27日に42年の歴史に幕を下しましたえーん

 

 

2023年1月の記事 鎌倉 天空のカフェ 「樹ガーデン」閉店後の様子もぜひどうぞここをクリック!

 

森林に囲まれた豊かな自然と絶景が人気で天空の城と呼ばれていました・・・

なんで閉店になってしまったかというと、都市計画法の市街化調整区域で「専用住宅」として建てられていたため、飲食営業は認められていなかったことが約3年前に判明しました。

鎌倉市と問題解決に向けて話し合いを重ねてきましたが、双方で妥協点は見いだせなかったそうですショボーン

鎌倉に来たらぜひ訪れて欲しい場所の一つであったのですが、本当に残念でなりません・・・

 

樹ガーデンは標高60mの山中にあります。

地形に沿って設けられたテラス席には赤白のパラソルが並び、視界が良ければ富士山も見えたりします。

コロナ禍前は年間60000人が訪れ、アメリカやイギリスのガイドブックや雑誌にも取り上げられるほど、鎌倉の観光に貢献していました・・・
ここを運営するのは、東京の不動産会社「日ノ樹」という会社で、創業者の別荘として1974年に建てられました。

敷地内をハイキングコースが通っており、怪我をしたり道に迷ったハイキング客が訪れるようになったため、休憩所として1980年から飲食営業を始めたので、今年で42年間ということになります・・・
この敷地は1970年に無秩序な開発を規制する市街化調整区域に指定されて、あくまで専用住宅として建築が許可されていましたので、飲食営業は認められていない状況だったのです・・・

2019年11月に鎌倉市は市民から通報を受け、「専用住宅を飲食営業に供するのは都市計画法に抵触する可能性がある」と是正を指導したことが、閉店につながってしまいました・・・

 

2014年12月の記事 鎌倉 天空のカフェ「樹ガーデン」をぜひご覧下さい ここをクリック!

 

ということで、閉店1ヶ月後の様子を見に行きました・・・

鎌倉市役所から藤沢へ向かう途中にあります

右手は北条氏常盤亭跡が広がっています!

さあ閉店から一ヶ月ほど経過しましたが、どうなっているのでしょうか・・・

看板も門構えも今でも営業しているかのような感じですね・・・

看板の花壇も綺麗に手入れされています

おっ! 看板が増えています口笛

閉店のお知らせは変わっていませんが・・・

新しい看板のタイトルは「お客様へ」

 

樹ガーデンにお越しいただく一般のお客様に対しては11月21日付で12月27日に閉店する旨の告知をさせていただきましたが、その間に約7,000名を超える数多くのお客様にお越しいただきました。

特に皆様からは、止めないでほしい。必ず再開してくださいとの強い要請がありました。

 又、人生の節目節目に伺いました。病気療養中に毎月来ていました。30年以上通っていました。

そして、ウクライナから日本に避難して来て1週間後に樹ガーデンに来られた方々もおられました。

さらに、インターネットでの署名活動の輪も広がっています。

 私共は、樹ガーデンが単なるカフェではなく、お客様の人生にとり極めて大切な場所であると言う事実を再認識しました。数多くのお客様の悲痛にも似た再開に対する声が大であるといった事を冷静に考えると、閉鎖してはならないと考えるに至りました。

 近い将来、新たな形で樹ガーデンとして再スタートをきりたいと考えています。

鎌倉市におかれましても観光都市としての在り方や皆様のお声にも耳を傾けていただき、未来志向での善処をお願いできればと考えております。

私共といたしましても新たなる樹ガーデンとして皆様にお会いできますことを切に願っております。

                                          樹ガーデンオーナー、スタッフ一同

という事で、とても前向きに再開を検討されているようで、引き続き緊張感をもって事態を注視していきたいと思いますおねがい

さあ金曜日です!

今日一日頑張って乗り切りって、楽しい週末を迎えましょうてへぺろ