昨日宮城県石巻市に商用で行ってきました。
東北方面は昨年5月のいわき出張以来です。 その時の記事はコチラ!
東北新幹線はやてで仙台の次の駅古川までいきます。
本来であれば仙台から仙石線1本ですが、津波による不通区間があるため迂回ルートで
行くことになります。 古川駅から陸羽東線に乗り換えますが1時間1本しかありません(^o^;)
単線でディーゼル車です。 いい味出しています。
途中小牛田駅で石巻線に乗り換えます。 こちらもディーゼル車です。
座席は3列です。 のどかな東北の風景です。
石巻駅に到着しました。 仮面ライダーやサイボーグ009の作者である
石ノ森章太郎先生の故郷は石巻市のすぐ近く登米市ですが、鉄道が通っていないため
石巻にこういった形で街おこしに一役かっているのでしょう。 石巻線開業100周年です。
東日本大震災では石巻駅周辺も1M強の津波が押し寄せたそうです・・・
石巻市役所は閉店したさくら野百貨店の店舗をそのまま庁舎として使っています。
丁度昼前に到着したので駅前の庄やがランチ営業していたので入ります。
迷い無く復興願い膳880円を頂きました。 美味しかったです!
石巻日日新聞社の前を通りました。(右上写真)
震災発生・壁新聞
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、停電と津波により社屋が浸水し、輪転機が
水没したが、濡水しなかった新聞ロール紙に、懐中電灯で照らしながらマジックペンで書き
込んだ「号外」壁新聞を、3月12-17日の6日間、市内の避難所6箇所に張り出し、ライフラインの
復旧状況や避難所での生活関連情報を伝えた。
3月18日付けの新聞からは市販の複合機プリンターを使って印刷を再開。
そして3月20日付けから水没を逃れた古い輪転機を使い1枚(2頁)刷りの紙面での発行を再開し、
避難所の市民に配るようにした。
こうして震災直後から1日も休刊せず発行を続けている。
これらの壁新聞発行をワシントン・ポストが報じ[3] 、ニュース・ジャーナリズム博物館ニュー
ジアムが7枚を永久保存する。
また国際新聞編集者協会はこの新聞発行について石巻日日新聞に特別褒賞を授与した]。
さらに、「東日本大震災で困難に直面しながら、地元新聞社としての役割と責務を果たした」と
して、2011年に第59回菊池寛賞を受賞。
今の石巻は自分が観た限りではかなり復興が進んでおり、津波の爪あとはあまりありません。
しかしなが、らいまだに仮設住宅に住まれている方もいる現状から、一日でも早く元通りの
生活に戻れるよう願うばかりです。
帰りは高速バスで仙台経由で帰りました。
明日は仙台牛たんの記事をUPします。