12時前。大井町駅。午後1時のアポイントなので時間はたっぷり。
ひさしぶりに 肉食いたいなぁ。スマホで人気店を探る。
銭湯？精肉店？風呂と肉の異業種交流？
駅から2分の場所におもしろそうな店がヒット。すぐに向かいます。
大井町銭場精肉店
雑居ビルの2階。よく見れば銭湯でなく銭場なのですね。
怪しげな階段を上がっていくと 迎えてくれたのは
イントネーションが少しおねえ系の元気かつ明るい男性店員。
店内は バーを改装したのでしょうか？ 薄暗めの照明。ラウンジ風のテーブル。
案内された席でメニューを見ているとさきほどの男性店員が懇切丁寧に説明。
「初めてのご来店ですか？」「はい」「それではメニューを説明します」
ハンバーグは黒毛和種雌牛。レアで出しますのでお好みに合わせ鉄板で調整してください。
おすすめは尾崎牛という宮崎牛。赤身であっさり。希少種なので是非おためしください。
ステーキは･･･
ステーキを食べようと考えていたが 店員さんの説明でハンバーグが食べたくなる。
ワンランク上の 特撰尾崎牛ハンバーグ レギュラー（１８０ｇ １４００円）を注文。
その後 聞いていると 他テーブルの客のオーダーも 値段高め。
イントネーションおねえ系男性店員。価格アップ誘導力 恐るべし。
まず運ばれてくるのは サラダ。いいサラダだとメインへの期待が高まる。
オニオンチップがかかり パリッパリッ カリカリ。いいですね。
スープはコンソメ。これはまぁまぁ
ライスが運ばれ さぁハンバーグの登場です。
店員さんがハンバーグを半分にカット。
片方にソースをかけながら もう半分は塩コショウで肉の味を楽しんでくださいと案内。
さっそく確認しましょう。
あっさりした赤身肉。ちゃんと肉質で勝負してきてます。パン粉や牛乳でごまかしてない。
肉の味の濃さは この値段なら充分納得。
塩コショウで確かめてくださいと言うだけのことはあり。
もちろん本格的なハンバーグなら赤身が一番。
でも 混ぜ物で柔らかさや脂を演出しているハンバーグも個人的には嫌いじゃない。
その意味では 淡路産のたまねぎを使ったソースをかけたほうが ぴったし はまる。
雑味のない赤身肉のうまさを保ちながら たまねぎソースで味の濃さも楽しめる。
これはいいですね。
肉の旨さ ソースの旨さ そして接客の旨さ。
侮れないお店です。また行きます。