「鎌倉ハム」と名の付く会社はいくつかあります。
日本でのハム製造は明治7年 イギリス人ウイリアム・カーチスが始めたことから。
製造法は秘密とされていたが10年後に火事消火をしたこと恩として地域の人に伝授。
技術者・製造者が増え 発祥地名から「鎌倉ハム」というラベルを付け広まったとのこと。
それぞれが販売し「鎌倉ハム」を冠にしたので
「鎌倉ハム」と名が付いていても皆 別会社のようです。
さて 最大手の鎌倉ハム富岡商会は 鯵の押し寿司で有名な「大船軒」系列。
明治32年 大船軒の創始者 富岡周蔵が日本で最初の駅弁サンドイッチを販売。
あまりの人気に生産が間に合わず 自家製のハム会社を設立。
それが鎌倉ハム富岡商会の始まりと言われてます。
その 鎌倉ハム富岡商会の本社工場が今年建てなおし。
新工場として歴史資料館や体験教室 ショップがオープンしています。
12月18日は朝市。
9時開場。豊島屋の割れサブレーもそうだが 地元民は耳はやいし 並ぶのが好き。
念のため8時半に行くとすでに10人待ち。9時には50人以上の列。
売り場が広くないので 時間を区切りながら人を入れていく 初詣の鶴岡八幡と同じ方式。
先着150人にサービスしていたヤクルトもすぐなくなったことでしょう。
ショップは2階。1000円の「はぎれハム」が飛ぶように売れてる。
でも これは近くのスーパーやデパートでも時々出てくるものなのでパス。
お得と思われるのは 半額近くの 焼豚(500円) ボンレス(2500円)
あと11月から12月までギフト送料が無料なのが なかなかいい。
30分後に外へ出てきたときも まだ入れない列の方がたくさん残ってる。すごいや。
富岡商会での売りは布巻きハム。水っぽさはなく しっかりした味。塩分も良い塩梅。
手を掛けて作られており さすがにスーパーのハムとは全くの別物です。
さて22日 23日はクリスマスフェア。また列が出来るのでしょうか。
鎌倉ハム富岡商会 鎌倉工場店 (その他 / 本郷台駅、大船駅、富士見町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6