塩ラーメンで有名な老舗 本丸亭がプロデュース。
1ヶ月前にオープンした新店舗。一度行かなければと思ってました。
麺や ぼんず
ZUND BAR ほど奥地ではないが
幹線道路から外れたパチンコ店との併設。
しかし あちらは温泉郷だし
先に行けば宮ヶ瀬湖。
ある意味 立地の中途半端さ 辺鄙さは
こちらのほうが上かも。
訪れたのは 午前11時半過ぎ。カウンターには先客2組。
セルフの水をサーバーから注いで 席につく。
あっ ぬるっ。水は冷えてません。オープンしたばかりの時間だからかな。
カウンター内の店員は男女1人ずつ。男性のほうは大声で体育会系。
女性店員にいろいろ訪ねながらメニューを見る。
オーソドックスにメインの鶏白湯か あるいは面白そうな 鶏白湯坦坦か。
迷い迷い選んだのは チャーシュー麺(900円)
本丸亭と同様の材料と言うから 巻き巻きチャーシューかな。楽しみです。
トイレはパチンコ店のを借用。
平日お昼のせいか パチンコ店のほうも さほど人が入ってない。
まぁ 駐車場は困らないが 出店戦略としてはどうなのでしょうか?
店に戻って しばらくすると チャーシュー麺が登場。
味の評価は名店のプロデュースなので厳しめに書きます。
チャーシューは巻き巻きじゃなく 外側カリッの豚バラなのですね。
本丸亭の特徴である春菊も載ってる。量はちょっと少なめなのでしょうか。
まずスープから。鶏ダシと ほのかに魚介の香り。
旨みが凝縮された まろやかな印象。
ははん 下味として塩がしっかり効いている。本丸亭らしいスープですね。
麺は中細。博多ラーメンで言えば 第1段階のバリ麺程度。喉越しはいい。
チャーシューは外側にしっかり味がついたタイプ。
巻き巻きじゃないんだよなぁ。
柔らかくホロホロしているが 味が濃い目なので自己主張が強い。
さらに春菊は白湯には疑問。
本丸亭の 春菊の役割は きりっとした塩味のお口直しであるはず。
だから まろやかな白湯スープには ちょっと浮き気味。春菊の意味が弱まる。
本丸亭よりは ずっと安い値段設定。でも いまひとつしっくり来ない。
スープは良くできてるし 麺 具材のひとつひとつは 高いレベル。
しかし個々の材料の自己主張が強く アンバランス。
塩ラーメンのときのような まとまりがないんだよなぁ。
さて 12時近くになっても客はあまり増えない。
やっぱり辺鄙だから。それとも味にいまひとつインパクトがないから。
素材は良いので 本丸亭の味をもっと進化させてもらいたいですね。