シシカバブの存在を知ったのは
小学6年の頃に読んだ北杜夫の「怪盗ジバコ」から。
トプカピ宮殿近くの屋台で 主人公が シシカバブを食べる描写が
異国情緒にあふれてて子供心に焼きついたようです。
大学のゼミで中東研究を専攻したのは そのせいでしょうか?
当然 この店も気になってました。
ケパブパレス
六角橋と東白楽の中間点にある屋台風のケバブ屋さん。
スライスした肉をタワー状に積み上げ くるくる回しローストする料理がケバブ
それを串焼きにしたのが シーシュカパブ
トルコ訛りで日本に伝わり シシカバブになったらしい。
今回 初訪問。白楽駅のほうにもケバブ屋があるが
そちらと比べると 圧倒的に客の入りは悪い。
場所のせいでしょうか?
ランチのケバブはチキンのみ。
店にいるのはバイト風の若い女性のみ。
もちろん お客は自分ひとりのみ。
8人カウンター 10人テーブル席。
厨房では ロースト機械で くるくる廻るケバブが見える。
メニューを一通り見てから ケバブサンドのラージ(600円)を注文。
女性店員の説明ではラージは具が増えるとのこと。
100円サービスのドリンクはジンジャーエールに。
5分後 ケバブサンドの登場。
選んだソースは中辛。ケチャップ オーロラソースが中心。
ピタパンに入ってるのは トマト キャベツ 細い棒状になった チキンケバブ
それらの具で 膨れ上がった ピタパンをほうばる。
トルコ風B級グルメ。好きですね。
個人的に
は ケバブに もっと香辛料を効かせてもいいかな。
トルコアイス(300円)も勢いで頼む。
のびる のび~るアイス。チューインガムのような感触。
冷たくなりすぎだったので なかなか溶けず
「ハイチュウの塊」状態。
食べてる間にひとり学生が入ってくる。
オーダーの仕方を見てると彼も初訪問。
なんかうれしい。
白楽駅前だけじゃなくて
こちらのケバブハウスにも人が来てほしいなぁ。