高いところは得意じゃない。
ニューヨークの高層ホテルから
飛び降り自殺をしようとする元警官のストーリーと聞いただけで・・・
怖いもの見たさで 飛びついてしまいました。
崖っぷちの男
飛び降り自殺が狂言であることは序盤で すぐわかる仕掛け。
周囲の目を引きついてるあいだに 隣のビルに弟たちが忍び込む。
オーソドックスなトリック。
さらに 無実の罪を晴らそうとする主人公や
誰かわからない警察内の敵という設定も よく見かけるパターン。
しかし スピード感と登場人物のキャラの立ち方で 一気に引き込まれる。
主人公リックはアバターのサム・ワーシントン
主人公に対峙する 女刑事マーサーはエリザベス・バンクス
1ヶ月前に飛び降りの説得に失敗。世間から袋叩きにされてる交渉人。
地上20階で行われる 二人の駆け引きがいい。
リックはもちろんだが マーサーもタフ。
途中からは 協力し合い 警察内の敵をあぶりだしていく。
エリザベスは「スリーデイズ」や「スパイダーマン」に出ていた女優ですね。
さらに魅力的なのはニックの弟ジョーイとその恋人アンジー
兄の無実を晴らすために 手足となり 隣のビルに忍び込む。
アンジーの出で立ちは まるでマトリックスのトリニティーを彷彿させる。
ジェネシス・ロドリゲスという女優さん。これから要チェツクです。
都合のいい展開と言われるが 計画なんて所詮 偶然の組み合わせ。
このスピード感なら 全然 違和感は感じません。
最後は 爽快になる作品。やっぱり 映画はいいですね。