『トータル・リコール』新作と旧作を比べると・・・ | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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大好きなSF映画  トータル・リコール(1990年)


主人公は どちらの側なのか?誰が裏切り者なのか?二転三転するストーリー。

シュワちゃんのわざとらしい演技に 火星のミュータント世界の胡散臭さ。

よき80年代SFの香りが プンプンしていました。


さて20年以上過ぎて 制作されたリメイク版はどうでしょうか?


トータル・リコール(2012年)


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アーノルド・シュワルツェネッガー 188センチ

コリン・ファレル 178センチ

主人公の身長と同じく スケールは小さめになってました。


大筋のストーリーは同じ。

違うのは まず舞台。シュワちゃん版が火星。

リメイク版はアジアの一部と イギリス地区だけが 生存地域となった地球。

 

続いて妻役。あっさり途中で死んでしまった シャロン・ストーンと違い 

ケイト・ベッキンセイルは 最後まで敵役として 執拗につきまといます。

さらに ミュータントたちにかわり アンドロイド軍団  

臨場感あふれるCG。胡散臭さはなくなったが 印象度は薄まる。


突っ込み所はあるが さすがハリウッド。

アクションシーンは 前作より ずっと上。

オマージュも適度にちりばめられる。空港での正体発覚。3つ乳房の女・・・

ただ 旧作にただよっていた ユーモア度は 全くなし。

コリン・ファレルも小さいが その余裕のなさが スケールを小さくさせてる気がする。


しかし ストーリー設定は相変わらず秀逸。

原作者 フィリップ・K・ディックは天才ですね。



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