茅ヶ崎 十間坂
国道1号線沿い。徳利を抱えた狸の置物が目印。
一見 高級そうな外観の 蕎麦屋があります。
醍醐
引き戸を開けて店にはいる。
重厚なテーブル席が いくつか並ぶ。しっかりした造りの店内。
しかし 天井近くの小型テレビ カウンターに置かれた スポーツ新聞。
雰囲気は すっかり 町の蕎麦屋さん化している。
メニューを見る。もりそば650円。けっして安くない値段設定。
いろいろな蕎麦が楽しめる そば御膳(950円)を大盛り(+150円)で注文。
店の前に3台の駐車スペース。
客層は 車で移動中の職人や サラリーマン。
器は高級蕎麦屋風だが 客層に合わせて庶民派に変化していったのでしょうか。
数分ほどで そば御膳が運ばれてきました。
薬味の皿をしばし凝視。う~む チューブわさび?
蕎麦は更科風。香りはないが さらっとした のど越し ぷつっとした歯ごたえ。
甘みのほうが勝る そばつゆ。
まぁ 町の蕎麦屋さんらしい味という印象。
ところが 蕎麦の上に乗せられた具材がいい。
とろろは粘りのある大和芋。
ホクホク揚げたての天ぷら。かぼちゃ 芋 ピーマン。甘みが口中に広がる。
大根おろしも 辛味が効いており ジューシー。
雰囲気も 味も 「高級」と「普通」が入り混じる。
これから どちらの方向に向かっていくのか。ちょっと気になる店です。