ずっと 見たかった恋愛映画。やっと 初見です!
(500)日のサマー
赤い糸を信じるような くそロマンチストのトム。
運命を信じず 恋にも現実的な女性 サマー。
二人の出会いから 別れまでの500日間を 男側の視点から描いた作品。
まず舌を巻くのは マーク・ウェブ 監督の演出の上手さ。
わざと時系列をシャッフルさせる手法。
下手な演出だと 説明調になってしまうのが
違和感なく ストーリーに引き込まれる。
次に 分割画面を使い トムの希望と現実を同時進行させる手法。
この分割画面は トムとサマー二人の別れを 印象付ける場面にも使われます。
さらに ミュージックPVやアニメを使い トムの気持ちを描く場面も秀逸。
ウッディ・アレンにも似たセンスの良さを感じさせる。
さらに さらに 出演陣もいい!
おたく友達に囲まれた 優男 トム役の ジョセフ・ゴードン=レヴィット
トムには理解できない わが道を行く サマー役の ゾーイ・デシャネル
特にデシャネルは「テラピシアの橋」からのファンだから つい肩入れしちゃう。
さらにトムの妹 おしゃまな恋の指南役は クロエ・グレース・モレッツ!
エンディングは 通常のラブストーリをひねった展開。
夏から秋へ。オチにもニヤリとする。
そう「運命の恋なんて・・・偶然なんて・・・あるに決まってる!」