第84回アカデミー賞 作品賞 主演男優賞など 最多5部門受賞
さすが 傑作です
アーティスト
1920年代後半から1930年代前半。
プライドを捨てられず 凋落していく
サイレントスターと
彼に見出され トーキー映画の
スターダムをのし上がっていく
女優とのストーリー。
全編 白黒で サイレント映画。
もうクレジットから昔風。音楽は流れるが 台詞は聞こえない。
サイレントから トーキーへの移り変わりに対する 主人公の葛藤を
効果的に表す音と 人のしゃべる姿。
どこで 主人公の台詞が聞こえるかと持ったら クライマックス。
予想以上の素晴らしさでの 一言だけの台詞。やられました。
さらに 出演者も適役。主人公ジョージ・ヴァレンティンは クラーク・ゲーブル調。
女優ペピー・ミラーも 蓮っ葉さが いかにも1920年代風。
そして 主人公の飼い犬のテリアの大活躍。いいですねぇ。
ストーリーは 読みやすいが 味付けは最高。
上映時間もコンパクトで 飽きることなし。
ラストのタップダンスで 心も躍ります。納得のアカデミー賞です。
おすすめ度 
5.0