食べログのやらせ問題が かしがましい。
テレビ局の取り上げ方を見ていると
自らが行っているグルメ情報は棚に上げたままの取り上げ方。
山岡消費者相の「調査を進め対応を検討したい」発言にいたっては
「こんにゃくゼリー」の時の一部政治家の動き同様 悪乗り 悪意さえ感じてしまう。
食べログはいつから 日本のミシュランになったのだろうか?
食べログの特性は 素人が点数評価するというシステム。
テレビや雑誌の情報だと 「ひもつき」の可能性が高く
今ひとつ信用しきれないという気持ち。
素人なら ひもつきにならず 素直に評価してるだろうという期待感から
成長してきた クチコミサイト
つまり マスコミ不信から発生してきた ネットシステム。
しかし一方 評価者は 素人なので当然 専門家におよぶべくもなく
一般の人たちが どんな味が好きなのか傾向をつかむぐらいのもの。
だから 調味料ガバガバの店が高得点だったりする。
そんな「ゆるさ」が売りの食べログに 厳格さを求めるのは お門違い。
つまり 覆面調査員が点数をつけ
味への専門度が売りの ミシュランとは明らかに違う。
さらに やらせの数は全体の何割なのでしょう?
クチコミサイトにやらせはつきものですが
もし2割を越えるようなら要注意
5割を越えたら信頼感はゼロとなり サイトの存続は不可能でしょう。
だから 食べログ側が やらせ業者の排除に 動くのも納得できます。
しかし年間の レビュー投稿数が百万件を越える 食べログでは
やらせの数が 数%に達するのは至難の業。
アメリカのクチコミサイトは クチコミの数を増やすことにより
やらせを封じ込めるとも聞きます。
そう考えていくと 今回の騒動はマスコミの騒ぎすぎ
ネットへの敵意が裏にあると感じてしまうのは うがちすぎなのでしょうか・・・