蕎麦の評価は難しい。
カレーもそうですが 食べる店が増えれば増えるほど
微妙な部分が気になり始めて 辛口になっていく。
だから 今の評価基準は 普通の蕎麦屋が 1ぐらいでしょうか。
場所的には 東海大学寄りのほう。
セブンイレブンに隣接。
店内は 靴を脱いで上がります。
きれいに磨き上げられた板敷きの床。
掘りごたつ式の 4人席が3つ。
窓側の一人席が6つ。
流れる音楽は軽快なジャズ。
雰囲気は ちょっとした 和風旅館の趣。
そして そこで繰り広げられる接客は・・・おもいっきり庶民的
う~ん いいなぁ この落差。
さて注文したのは 壁に写真が貼ってあった大山地鶏のそばご膳(1200円)
店のおばさん いわく 蕎麦の量が少ないとのことで 大盛り(+100円)に
厨房からは 茹で時間を知らせるタイマー音 続いて 蕎麦を締める水の音。
待ち客の 蕎麦が出るタイミングを見てると 丁寧に作ってるのがわかりますね。
まず出てきたのが 大山地鶏焼き鳥丼 野菜の炊き合わせ 生ゆば刺
3分ぐらい 間をおいて 荒挽きせいろ
荒挽きせいろを そのまま食べてみる。香りと苦味はまずまず。
続いて つけ汁ですすります。
しっかり冷水で締められた 細切りの蕎麦。
シャッキとした歯ざわり スッとした喉越し。いいですね
ただ 惜しむらくは 少し甘めの つゆが 蕎麦の甘みを打ち消してる。
もっと キリッとした 辛目のつゆのほうが
この蕎麦の旨みを引き出す気がするんだけど・・・
大山地鶏焼き鳥丼は 地元の大山(おおやま)ではなく
鳥取の大山(だいせん)で育てられた地鶏の丼。
う~む 壁の写真と丼の大きさが 3倍は違う ミニサイズ。
生ゆば刺しは おいしくすすれる。
そして 付け合せの中で秀逸なのは 野菜の炊き合わせ。
炊かれ 冷やされた野菜は 深い甘みを醸し出している。
特にサツマイモの甘さは まるで蜜を含んだ味がします。
ここで 写真のメニューとの違いに
もうひとつ気づく
お漬物が 出てない・・・まっ いいかっ
おばさんも 厨房の男性も気さくだし
なんか 小さなことは 許せてしまう。
ただ 壁の写真メニューは 豪華すぎだけどね・・・(あっ 根に持ってますね)
信玄
(そば(蕎麦)
/ 東海大学前駅
、鶴巻温泉駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

