久々のゾンビ映画 視聴。それもドイツ作品です!
ベルリン・オブ・ザ・デッド
ふられたガールフレンドとよりを戻すために ベルリンに来たミヒャエル
彼女のアパートをたずねると 興奮した 配管工の男性に襲われる。
それを助けたのが 配管工アルバイトの少年。
ふたりが 部屋に立てこもり 窓から外を見ると
次々に人が襲われるのを目撃する・・・
コの字型のアパートを舞台にしたゾンビ映画。
それも62分というコンパクトかつ低予算作品。
グロさは あまりなく 人間模様を描いた内容。これが いいっ
まず主人公のミヒャエル。
ハゲてて かっこよくない。
性格もグズグズ。
少年は寡黙だが果断な性格。
よく見ると勝地涼みたいでイケメン。
ストーリーもリアリティーに富んでる。
ぎくしゃくした ふたりが信頼関係を築いていく流れがいいっ。
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それぞれ生き残った上階の住人たちが 窓越しに連絡を取る。
このゾンビの特徴は 感染しても 精神安定剤を飲み
興奮させなければ発病しないという設定。
よって かまれても 薬の確保がポイントとなってくる。
アパートのほかの住人も 描写がすばらしい。
卑怯な住人や 夫婦愛を貫く住人 耐え切れず自殺するマッチョ・・・
途中で出てくるミヒャエルの ガールフレンドは うぅぅという感じ。
ハゲだからなぁ・・・こういうカップルなんだろうなぁ・・・
ラストも秀逸。
感染したことに気付き 生き残った少年と少女を助けるために
自己犠牲をいとわぬミヒャエル。彼を捨てきれない少年。
希望を灯すような少年と少女の姿。
真実の愛にたどりつく ミヒャエルの最後の姿が印象的。
海外での評価は高かったのに 日本では未公開の 2010年度作品。
レンタルは あり。おもしろいですよ