天才か?裏切り者か?『ソーシャル・ネットワーク』 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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ゴ-ルデングローブ賞4冠達成。アカデミー賞最有力候補。

「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督による話題作です。


ソーシャル・ネットワーク
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いまや 若き億万長者として

有名な フェイスブック創始者

マーク・ザッカーバーグの内面に迫る作品。

彼女に振られた腹いせに作った 

学内女子コンテストのソフトが 

フェイスブックへと成長していく 過程が描かれてます。


しかし その内容は 裏切りと ねたみの連続。

アイデアを持ちかけたウィンクルボス兄弟。

共同経営者であった親友のエドゥアルド。

みなが マークを裏切り者として 訴えていく。

そして ラストは 元彼女のサイトに黙々と友達登録をクリックし続ける 孤独な姿。


実名が売りのフェイスブックのストーリーだからか 登場人物は 皆 実名。

しかし とても 本人たちが映画化を 承諾したとは思えない描き方。


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さて 映画で描かれてる裏切りですが 映画内容どおりなら マーク支持派。


まず フェイスブックのアイデアについては SNSに参加している人なら

ウィンクルボス兄弟以外でも 大なり小なり 考えること。

ただ これを具現化し ネットワーク化することに 意味があるわけで 

あの程度のアイデアで6500万ドルも和解金を払ったマークのほうに不信感。

映画では描かれてなかったが 現実は ウィンクルボス兄弟のほうで 

相当 「ザ・フェイスブック」の内容は進んでいたと考えるのが 妥当なのかも。 


次に エドゥアルドとの確執。

共同経営がうまくいかないのは 東西どこのビジネスでも常識。

だから 利益体質化を早めに構築しようとするエドゥアルドと

広告をとらない クールなビジネスで拡大化を優先しようとする

マークとの対立は致し方ないこと。

しかし 追い出し方が良くないよね。やはり 最低限の信義は尽くさなければ・・・


まぁ どちらにしても マークは 友達になりたくないタイプなのは確かです。


ストーリー展開も速く 美辞麗句は排除された サクセスストーリー。

見る価値はある映画です。


おすすめ度 ★★★☆☆ 3.5    にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村