『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』の続編
1日だけの恋愛を過ごした二人の 9年後。
前作でラストに約束した半年後の再開は?
『ビフォア・サンセット』
前作同様 二人の会話のみで
成り立った作品。
今度はウィーンでなくパリが舞台。
さらに 一緒に入れる時間は短くなり
数時間のみ。
脚本に 主演二人も参加してるだけあって
イーサンとジュリーのプライベート?っていう雰囲気。
年月は 互いを大人にさせ 丁々発止の会話も 重みを増している。
相手の言葉を真に受けるだけの若いときと違い
言葉の裏に隠されたものを 思いやる洞察力。
う~ん この大人の感覚。人生経験をつまないとわからないでしょう。
そして彼への気持ちを 彼女が歌詞にして歌うところも素敵。
「名前のところを換えて 別の男にも歌うんだろ?」
「そう ばれた」軽く受け流すジュリー
ラストは鼻歌を歌いながら「飛行機の時間よ」と言う彼女。
「わかってる」と言いながら動こうともしないイーサン
大人にならないとわからない ラブストーリー
また数年後の続編の見てみたい作品です。