ソフトバンクのCMでは お父さん犬のお父さんになってしまった
松田翔太が主演
イキガミ
千人に一人の確率で 若者が死ぬことになる
「国家繁栄維持法」が施行されてる社会。
24時間後に死ぬことになる若者に
死亡予告書「逝紙」を届ける仕事をしているのが 主人公の国家公務員 藤本。
戦前の「治安維持法」と「赤紙」と似た設定は ファシズムを彷彿させる
藤本が「逝紙(イキガミ)」を届けた3人の若者の24時間が
エピソードごとにまとめられ 交錯していくストーリー展開。
やっぱり 一番印象的だったエピソードは
3人目のチンピラの兄(山田孝之)と盲目の妹(成海璃子)の話。
自分の死亡予告を隠し 妹のドナーになろうとする兄と 疑う妹。
いくつかの死の中で 疑問を持つようになった藤本が
積極的にかかわっていく・・・
邦画の近未来SFでは 昨年は「20世紀少年」
豪華キャストで固めたが 意味があったのは エンディング後の5分間だけ。
それより ずっと~わかりやすく 受け入れやすいできばえ。
体制に疑問を持つようにいたった藤本が 今後 どういう行動をとっていくのか?
続編を期待したい映画です。